グランプリファイナル開幕

こんにちは,
プロブェショナル心理カウンセラーで
メンタルトレーナーの浮世です。

今日から、いよいよフィギュアスケートは、
名古屋でグランプリファイナルが
開催されますね。私の担当選手も、
すこーし関わっているので楽しみです。

若いアスリートに、
メンタルトレーニングが
もっと広がっていってほしいですね!

さて、ヤフーのニュースに
興味深いニュースがありました。

松岡修造『陸王』出演で
「部屋中に役所広司写真」の衝撃特訓

松岡修造さんといえば、
元日本を代表するトップアスリートで、
今では誰からも愛される熱血コーチ!

私がメンタルトレーニングを学んだ、
アメリカのジムレーヤー博士の研究所にも
単身留学されていたくらいですから、
きっとメンタルトレーニングに
精通されている方、、、と
私はかってに思っています。

そんな松岡修造さんが、
50代にして役者に挑戦。

同じ50代として、
この年代で、どんどん果敢に攻められる
松岡さんのお仕事ぶりに
心からエールを送りたいです。

その上で、

「え?なんで、
 役所広司さんの写真を部屋に貼るの?」

と思いますよね?

役所広司さんの写真=ストレス耐性トレーニング

これ、実は
日本メンタルトレーナー協会でも推奨している
メンタルトレーニングのプログラムの中の

「ストレス耐性トレーニング」

と言うもの。

「試合のように練習をし、
 練習のように試合をしろ!」

と言うのは、体操ロス五輪の金メダリストで、
今は日本体育大学の学長をされている
具志堅浩司先生の言葉

初めて日本体育大学での
体操競技のメンタルトレーニングの
オファーを受けたときにお聞きしましたが、

「ストレス耐性トレーニング」

を明確に選手の行動レベルに
落としている言葉で感動しました。

つまり、

トップアスリートは、
練習のための練習じゃだめ。
常に試合を想定した練習をする。

試合での緊張感やプレッシャーを
常に受けながら練習しないと
本番で絶対に練習通りの
パフォーマンスは出せない、

ということ。

自分らしさを発揮するために!

どうしても、日本の選手は
練習はすごく一生懸命で頑張るけど、
本番ではその力が発揮されないことが多い。

ストレス耐性トレーニングが
足りてないんです。
世界で戦った松岡修造さんは、
新しいお仕事に挑戦する時、

本番で緊張して
自分らしさを見失わないように、
セリフ覚えなどの練習を、
役所広司さんの写真に囲まれ、
そのいい意味での
プレッシャーの中で行っていた。

まさに、トップアスリートとしての
英知を最大限生かして
新しいチャレンジを
自分のチャンスに
変えて行かれるのだと思います。

仕事がら舞台や映画の俳優さん達の
メンタルトレーニングをする事が
よくありますが、彼らのお仕事は
トップアスリートと
とても似ています。

だけど、スポーツのように、
勝ち負けが明確でない分、
悩み試行錯誤を最後まで繰り返す
ハードなお仕事です。

だからこそ、本番で
その人らしさが十分溢れて
魅力的なお芝居になるように、
頑張ってほしいと思います!

これからも、松岡修造さんの
50代からの新人!応援します。

そして、

すべての芸術表現をする人、
すべてのアスリートに
メンタルトレーナーとしてエールを送ります!