朝早くから大阪に移動して、関西テレビ放送へ。今日は3本どりの1本目。
朝の市内の渋滞にハマり、駆け込んだのはリハーサルの始まるギリギリ。

控室に荷物を置きにいく時間がない!
「先生、直接会場へ!」担当スタッフさんから電話が入る。
「えっ?一人で行けるかな?」いつも控室からスタジオまではスタッフさんに送り迎えしてもらっているので自信がないよぉ。テレビ局は迷路のようで方向音痴の私は何回来ても館内でも迷うよ!浮世大ピーンチ!
「大丈夫です!行列ができているその場所に入ってきてください!」
そう、公開録画なので、朝からファンの皆様がズラリと並んでいる。その数約100名!?たしかにすごくわかりやすい!
そのまま行列の皆様の横をダッシュで駆け抜け、先頭の方が待つドアを開けて無事スタジオへ。入った瞬間、リハーサルのスタートです。お騒がせいたしました!

リハーサルでは細かいところをスタッフさんとお打ち合わせして、もう一度、頭を整理して、いよいよ本番開始。
本番はいい緊張感と、楽しいリラックスムードの中、出演者のみなさま、心理テストを楽しんでくださいました。
公開録画のお客様も盛り上げてくださって本当にありがたい。さすが大阪いい空気です。

テレビ番組の心理テストって、単に心理分析だけでは楽しめないと思っています。
心理的なものをベースにして、今時の時代の感性を少し加えてつくるものでないと古臭くなるし、つまらない。
そもそも、心理カウンセリングってとてもクリエイティブなものだとわたしは思っているので、そのアレンジです。

そして番組の解説ではやたら出演者を褒めちぎるだけで観ている方はつまらなくなる。かといって貶めるなんて絶対ダメ!ここの微妙な表現が一番繊細です!

ちょっとピリ辛のコメントでハッ!としてもらうことも大切な気づきになります。だけどそのドキッとしたところをさりげなくその人の良いところ優しいところを言葉にしてお伝えすると、普段見せない一面が浮き彫りになってご本人も観ている人もホッとする。
ハッ!としてホッとして終わる、そんな心理テストの解説をめざしています。

今回も収録の現場では、かなりの多くのことが要求されている感じもありますが(私は素人?の単なるカウンセラーなのに(笑))それは、ある意味、この歳でもすごく成長できる重要な現場。

過去の経験でなんとなくこなしてしまうのではなく、汗かきながら、集中力あげて懸命に全力でやることに、また新たなスキルアップにつながるのではないかと感謝しています。

スキルアップとは、大きな仕事に恵まれたそのステージのことを言うのではなくて、そこでどんな思いでどれだけ全力で取り組んだか、そこでの自分の成長幅のことを言うのだと思います。
そういう意味では、チャレンジしがいのある今回の現場。 もっと観ている人に楽しんでもらえるものを。もっと盛り上がって、ハッとホッとするものを作り上げたいと思います。

心理テスト、もっと楽しいものをたくさん作って頑張ります!放送は2月です。また詳細決まりましたらお伝えします。

番組スタッフのご承諾を頂き告知させていただいています。