お二人の生きるエネルギーがまだ、心の中に滞留して、いろんな内面的刺激の連鎖が止まりません。

そこで、昨日改めて銀河鉄道999を見返しました。改めてすごい物語です。
40年経っても全く褪せないテーマ。

貧困、格差社会、健康と身体、命の重み。人にとって何が幸せかを考え、私たちが自分と向かい合う深い洞察が、お話のひとつ、ひとつに散りばめられています。機械の身体で永遠の命を手に入れることを目標にした少年の旅は、今の目的なく生きていく若者たちには羨ましいことなのかもしれません。

若者支援、自立支援を唱える時、こんな銀河鉄道999みたいなワークショップがあってもいいのではないかな?と思います。

みんな深く考えたり、自分と向かい合うことを避け、軽くて楽しくてゆるいところで、感動やらハッピーやらを探求するので、今ひとつ充実感が得られきれない。自己効力感が薄れ、脆弱な自我のまま、厳しいく評価社会にさらされると、まるで根のない浮き草のように、あっち行ったりこっち行ったり。

メンタルトレーニングの夢を叶えるというプログラムの前に、そもそも、どんな人生を自分が送りたいと思っているのだろうと、考える汽車の旅。途中下車の旅。そんなセラピー的なワークショップを少し本気で考え中、、、。

↓写真はアートスペースさんにご展示いただいた絵画と、トークライブのお二方。