「最近の若い子は幸せスイッチがぶっ壊れている。恋人から殴られても愛されているといい、嫉妬の怒りを甘んじて受けなければいけない程、周囲の愛情に飢えている」

昨日は家族の幸せの形をテーマに、虐待のケアの専門家の辻由紀子先生を大阪からお招きして、メンタルトレーニングのスペシャル授業でゲストトークライブしていただきました。

実際の活動に基づいた生きた学び、生きた言葉は私たち、プロフェショナル心理カウンセラー、メンタルトレーナーにとってはとても大切なことだと思います。

スポーツの分野でも、現場での暴力、パワハラ、特にジュニアアスリートたちと指導者たちのいいコミュニケーションを構築していくために今大切なことは、「暴力のみに限らず、力で支配することが、スポーツが強くなること」という間違ったスポ根神話を変えること。

威圧されるから強くなるのではなく、効果的な練習をするから強くなるのです。

家族も、教育現場もみんなが悩んでいる中、メンタルトレーニングは新しい関係性の構築にとても効果を発揮します。

恋愛や家族との関係もそう、感情のコントロールが効かず、支配と愛情の区別もつかない若い子たちは、表面を、飾り立てた美しさはあるけれど、みんなしんどそう。メンタル病む子たちの壮絶な多さは、私たち大人の作った社会です。

辻先生の「最近の若い子たちの幸せスイッチがぶっ壊れている」という言葉は、まさにそんな私たちへの警鐘です。

相手をリスペクトして、自己肯定感を高めるのが、メンタルトレーニング。

自分をよく理解して、相手を理解するのがカウンセリング。

まずは、ひとつひとつ始めていきたい。

由紀子先生ありがとうございました😊