以下の記事、びっくりした。このコメントが支持されるんですね。
なんか、、、。色んな問題をあれこれ混ぜるからややこしくなる。

トランスジェンダーの人が、女子トイレを使うから、女性の生存権が奪われる?それはないでしょ?
慣れない人によっては、男性みたいに見える人がトイレにいたらびっくりして不安というならわかるけど。

そもそもトランスジェンダーが存在してるから、女子トイレで盗撮などの性被害がおこっているのか?という、そもそもをきちんと調べて議論しないと、なんとなく嫌!とか不安という感覚的なことが正論みたいになってしまう。

これとっても危険だし、差別の出発点となるのはこの感情論。

「女は頭悪い」とか「女は管理職に向いてない」「女は車の運転が下手」とか、一昔前のマジョリティ男子たちからの意味不明の感情論によって、散々嫌な思いをしてきた女性が、性的マイノリティの人に不安からくるネガティヴ感情論をぶつけるのはどうなのかな?

もう少し、問題解決に向かうことを考えましょうよ。

女子トイレの性被害に関していえば、トランスジェンダーとは関係ないところで起こっていることが99%以上のはず。
女子トイレの安全性などは違うところで議論されたり、強化されるべきことだと思います。

それよりも、毎日おそらく日常的になっているであろう女子学生の通学電車の痴漢問題とかを、もっと騒いで欲しいと思う。
あれこそ、被害者が通報アプリがなんか使って犯人が特定されるようなものって、本気で鉄道会社が考えて欲しいと思うのです。

そんな話をすると、痴漢の冤罪がーー!とかいう人が現れるけど、表に出てないだけで、冤罪よりも実被害の方がきっと100倍は多いからね。
若者の性被害で言うならあちらの解決が急務ですから、ぜひ女性議員さんには取り組んでいただきたいです。

ちなみに、私たちのビルでは、男女の区別をなくして【誰でもトイレの看板掲示】許可がおりました❣️
4月の新入生から、トランスジェンダーの方やエックスジェンダーの方も考慮なくお使いいただけます☺️

東京建物さんありがとうございます。
「他の建物でも同様の申請があって受け入れている」そうです。良かった!
良識あるオーナーさんで本当に良かった‼️

ネット上での性的マイノリティへの方々への風当たりは相変わらずだし、一部の当事者の人たちの攻撃的なアプローチも、なんだかなあと思います。
だけど、私はシンプルにうちの学校に来てくれる生徒を守りたい。

男子でも女子でも、LGBTQでも、どんな生徒でも守りたいのです。
だから男女ともに性被害に遭わないような教育もきちんとするし、LGBTQへの理解を促す教育もします。

無知は人を傷つける。
だから、世の中のことをたくさん学んで欲しいのです。

18歳までに学ばなければいけないのは、受験のための勉強だけでなくて、大人になっても自分と他者の尊厳をまもること。
自分を大切にし、他者に敬意を払うことです。

そしてその中で、健康なメンタルを育む、優しくも強い大人になるための学びが大事だと思うのです。

批判ではなく対話を。埼玉がんばれ!
この方の提言も議会での議論もこれからも見守っていきたいと思います。

新しい発言は勇気がいる。だからこそ、トランスジェンダーと女性の対立の構図ではなく、だからどうしましょうか?っていう話になっていくことを心から願っています。