高校野球夏の甲子園の全国大会の中止。
高校野球を愛する者にとってその無念さは本当に言葉にできない。
特に高校三年生にとって最後の夏は人生の1番の思い出となる大事な時間。
引退前の最後の仲間たちとの貴重な時間です。
たかが弱小野球部元マネージャーも私ですらもそう思います。
だけど野球に限らず、他の学生の大会も見送られるので、この夏は甲子園に象徴されるように子供たちにとっては、試合もない、寂しい夏になるのでしょう。
だけども私たち大人は知っています。
災害のあったとき、困難がある時、それを乗り越えることが、私たちのストレス耐性を高めメンタルをより強くしてくれるのだということを。
なので、子どもたちをメンタルトレーニングで支援する夏!として、ジュニアアスリートを中心に、スポーツ選手やメンタルトレーナーが無料で公開メンタルトレーニングを行うことにしました。
昨日はその第一回目で、アイディアのメンタルトレーナーでスポーツジャーナリストの吉田貴士先生とともに「この夏の過ごし方」「メンタルの保ち方」「親や指導者の子どもとの関わり方」などを具体的にお話ししました。
急なお知らせにもかかわらず、zoomでの参加者は50名を超え、フィギュアスケートを頑張る中学生、水泳を頑張る小学生などジュニアアスリートの参加もありとても充実した時間を過ごすことができました。
大人として子どもとの関わり方は、子どもたちの言葉に耳を傾け、将来をイメージしてもらい、そして具体的に一緒に一丸となって前に進むことの意味を伝えていく。
参加された指導者や保護者の方々はそれぞれ何かを感じていただいたようでした。これからもジュニアアスリートのメンタル支援続けていきます。
試合はできなくてもそんな時だからこそ、メンタルを磨くことはできる。
この時期の大変さを次の時代を生き抜く大きな力に変えて欲しい。心からそう感じています。
この夏は子どもたちのメンタルを豊かにするそんな時間にしてもらいたいと願っています。
次回は、子どもたちの学習支援のメンタルトレーニングについてもお話しします。