本日は、非営利一般社団法人 全国心理業連合会として、京都アニメーションの事件後、地域の心のケア、京都府民SNS相談の総括。京都の亀岡人権交流センターにて。

毎月18日、月に一度の全国心理業連合会のLINE相談に80名近い方々の相談が寄せられました。

そしてご地元亀岡のNPO亀岡人権相談が居場所としてのリアルなサポート場所を提供してくださいました。

声優で講談師の一龍斎春水先生を、東京からお迎えして総括ディスカッション。

本来であれば、行政の方とともにシンポジウムをする予定でしたが、イベント自粛の近況を鑑みて急遽数名のみで、総括のディスカッションとなりました。


「京都アニメーションの作品はとても優しい」と語られる春水先生の言葉。

物語も絵もとても優しくて、受け入れてくれると感じさせてくれる、というお話はとても深く響くものがありました。


だからこそ、たくさんの人たちが自分の人生に重ね合わせ、そこに投影していくのでしょう。


悲惨な事件の背景には様々な社会の歪みや癒し求める気持ちなど多くのものが見えてきます。

今回も寄せられた相談の中には、事件でお亡くなりになった方の友達や関係者も含まれ、地域の衝撃や、その後のマスメディアのあり方まで見えてくる気がしました。

今回の総括は終わりではなく始まりに過ぎません。これからも様々な心のケアが必要な事件が起こると思います。
そのときに私たちに何ができるか?は、今、探求が始まったばかりです。

今回の機会をいただきました、亀岡人権交流センター、杜先生、真矢先生に、そして一龍斎春水先生に心から感謝の気持ちです。ありがとうございました。