高校時代、野球部のマネージャーで甲子園に通ったわたしとしては、今年の高校野球はとても胸踊るものでした。うちの甥っ子も大阪帰省の時にはじめての甲子園観戦デビュー。

いよいよ今日の決勝戦。
わたしの地元大阪の桐蔭高校と、
東北の希望、金足農。

どちらが勝っても本当に嬉しい。

でも私の気持ちは、応援は若干金足農より。
理由は明確。
2011.3.11以降、私には東北にたくさんのお知り合いやお友達ができたから。
岩手や宮城に自分の心の故郷が生まれたから。

人は、環境を超えていく強い力を持っている。
あの震災の時に小学生だった彼らが、甲子園で活躍していることを思うと、あのとき訪れた避難所や、日本メンタルトレーナー協会のアスリートたちとボランティアに行った現地の小学校を思い出さずにはいられない。

全部津波で流されて何もなかったけれど、人はまた前に進める。彼らがそれを教えてくれる。
普段は30度を超えない東北の中、全国大会は40度近い甲子園で夏の試合を戦い抜くのは、さぞかし大変だと想像できる。
それを支える精神力。メンタル。

地域の応援。全力で戦う意味。

今日たとえ、勝っても
負けても、

この最高に暑かった夏といわれた今年の夏に、
頑張った彼らに心からの敬意と感謝を送りたい!!

あなたたち最高だよ!