ウクライナの皆様に、大切なお話があります。

9月21日は国連が定めた世界平和の日です。関連の多くの催しが世界中で開催されています。

https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/1815/
外務省も後援している代々木公園でのPEACEDAYイベントに関係者の方からお声がけをいただきました。

https://peaceday.jp/2023/
「ウクライナの避難民の方のお話を聞きたいので、ぜひ渋谷ひまわりさんもご参加ください」と。

とても素晴らしいお話と、避難民の方にお声がけしようとしたところ、出演者のお一人にロシアルーツの在日のタレントさんがご参加されることを知りました。

この人は戦争には明確に反対されていて、LGBTをカミングアウトされ、マイノリティとしても生きて行かれている方。
心情的にも、お考えとしても、賛同できるところもたくさんあります。日本語も堪能。

日本の文化の理解もあります。
ただ、一つ、ロシア人ということだけ。

もちろん、ウクライナの人と一緒のステージに上がるということではないのですが、同じイベントご参加されている。
どうしようか、、。

とても、とても、悩みました。
ウクライナの人たちに聞いてみました。
考えに考え抜いたあげく、、。

でもやはり結論は「ロシアの人がご出演される中で、ウクライナの避難民の方は参加できない」とご返事しました。

「いまだ、戦争中であり、ウクライナの人たちには壮絶な心の痛みがあります。ロシアと聞くだけで苦しくなる人たちの声をたくさん聞いてきました。だからウクライナの人たちに登壇してとはいえません」
と、そのままお話しして一旦お断りしました。

その後ご連絡をいただき、「それであれば浮世さんがウクライナ避難民の方の代わりに『来場した多くの日本人に、なぜウクライナの人たちが来ないのか?』を伝えて欲しい」と言われました。

そうですね。世界平和を謳う催しに、何よりも世界平和を願うウクライナの人たちの声が届かないのはおかしいですよね。
私が、代理を務められるかはわかりませんが、それであればということで、お話をお引き受けしました。

戦争は、本当に残酷で、いろんな分断や対立を生み続ける。独裁者によるこの残酷な戦争の痛みをウクライナの人たちの心の悲鳴を私は多くの日本人に知って欲しいと思う。だけど、あまりに痛みが強すぎて、その言葉すら苦しいという人たちの代わりに少しでも伝わるように、浮世、頑張って行ってきます。

ウクライナの人で、当日、私は行けるよ!という方はぜひ、会場にお越しください。
本来話す権利は皆様にあります。

浮世はほんの少し、皆様の痛みが再発しないように、しっかりと自分の思いを伝えてきたいと思います。

世界平和の何よりも大切なことは、みんなの想いで1日も早いウクライナでの戦争を終わらせること。ウクライナの人たちが世界に対して発信しているメッセージを真摯に受け止めること。これなくして平和は語れない。私はそう信じて気持ちを込めてこのボランティアに向かいます❗️

🌼9月21日木曜日
渋谷区の代々木公園にて。
18時過ぎから20分程度のトークイベントです。
https://peaceday.jp/2023/guests/?guest_name=浮世満理子