ささえるさん表敬訪問その2

そして!ついに!念願のささえるさん訪問❗️永森先生とお会いしました。
理想の医療というとどんなイメージを思い浮かべますか?

都会の大病院に行くと、高層ビルディングの天井の高い受付待合室にものすごい数の患者。

受付も支払いも機械で済ませ、専門科のドクターは半年に一回は変わったりして、カルテの数字だけが受け継がれていく。

一度は肝臓の専門医に胃の調子が悪いと言ったら「わたしは消化器じゃないから」と叱られた。

胃と肝臓の専門科の違いは素人には難しいよーと泣きたくなった。病院には行っていても、そこに人の姿は見えてこない。

地域医療の先生方は、高度な医療を駆使されながらも、決して専門ではないからと患者を叱ることがないのだろうなと思う。

訪問医療は、家の中にお医者様が来てくださる、わざわざ出かけて行って何時間も待たされて専門でないからと、一つ一つの症状に多くの科を回されることもない、、。

そこには【治療】を超えた【生きるための感謝が自分として存在できる医療があるような気がする。
医療を提供する側とされる側の垣根がなくて、自然に寄り添う。

永森先生のお話からはいつも優しい視点と、地域から始まるこれからの日本の理想の姿という広い視野が見えてきます。

↓医療現場で写真を撮るのはとても気を使うので、写真をとってもいいですかー?と恐る恐る確認したら、もちろんいいですよー!とご許可をいただきました。

癌のサバイバーの患者さんが作ったガラスのプレート。患者さんの老夫婦が遺された家を改装した訪問医療のステーション。まるで家がそのまんま、まるっと医療になったようで本当に心がホッとします。