舞台、文豪とアルケミストのゲネプロにお邪魔しました!

文豪とアルケミストって、アイディアヒューマンサポートサービスの修了生でもあり、ゲームやアニメなど多方面でご活躍のイシイジロウさんが関わられているゲームで、この舞台にお邪魔するのは前作に続き2回目。

ものすごくエネルギーを感じる舞台で、とても良かったです。

お話は日本の文学のレジェンドである文豪たちが転生して、小説を食い荒らす悪と戦うお話し。(薄っぺらい表現ですみません!深い背景があるのですがうまく表現できない💦)文学作品に秘められた作者の心の闇の部分と人を信じる気持ちが、文豪たちの葛藤とともに描かれて、とても深くて知的で、そしてダイナミックなアクション舞台!になっているのです。

文豪に扮する俳優さんたちは皆さま、いわゆるイケメンしかも個性的できっと固定ファンも多いんだろうなー、とおもいつつ。

悪役を演じる演者さんも、殺陣やアクションなどかなり身体能力高くて、「ふわー!カッコいい!気持ちいい!」というクオリティの舞台ですね。

舞台マニア?で心理カウンセラーの私からしたら、いい舞台は、必ず一つは忘れられないセリフや場面があると思っています。

つまり、観客の心にドスン!と入り込んできて、そのまま(心理的に)投影を起こさせ、自分ごとのようにその役に気持ちを重ねる場面です。

それは、まさに、絶望からもがき苦しみ、主人公が叫ぶシーン!

「ムチャしなきゃ、道は開けない‼️そうして生き抜いてきた‼️」

これは、ドスン!ときました。こころが鷲掴みにされてグラグラしました。

久しぶりにドスン!ときたセリフでした。

「そうして生き抜いて来た!」という言葉はある程度、人生経験を経た人だけが使える言葉で、薄っぺらい理想論でもなければ、気合や根性などというものでもない。

頑張る人たちはみんな、一つ一つそうして、壁や内面的なスランプに苛まれながら、ギリギリのところで突破をつくっていくのだな、と。なんだか泣きそうになりました。

人それぞれ、同じ舞台を観ても、響くセリフや泣けるシーンは違うけど、いい舞台はきっと、セラピー的な効果がある。

終わった後は頭も身体もスッキリしました。それが舞台セラピーのステキなところ!

文アルの舞台!セラピー的舞台として素晴らしかったです!

ありがとうございました。どうぞ千秋楽まで走り抜いて下さい❗️心より応援しています。

↓一龍斎春水先生とご一緒にお邪魔しました。ちょっと雰囲気出すためにモノクロにしてみました。