今年の2月、武漢でコロナが流行り出した時、みんなに呼びかけて中国にマスクを送りました。そのあと世界中でもコロナが流行り日本でもマスク不足に突入。

アイディアでも手づくりマスクを着用しながら日々過ごしていたところ、、。

最初のギフトは、全国心理業連合会の認定教育機関の鹿児島の有川 純一さんからの奇跡のギフト。

なんと、マスクが全くなかった時に10箱のマスクを送ってくださいました。お手紙には「お世話になったのでいつか何かでお礼がしたくて、、」と描かれていてダブルで感動❗️ました。「有川さん!神ー!」もみんなで鹿児島に向かって叫びました❣️


次は杜 真矢先生からのマスクのギフト。


京都アニメーションの心のケアの京都府民相談の最終報告にお邪魔した時に、杜先生から貴重なマスクをおすそ分けいただきました。本当に嬉しい。

そして2日前、なんと中国の武漢や北京から「2月はマスクを送ってもらって本当にありがとうね!今日本はマスク不足してるって聞いたからギフトするね!」とマスクを1000枚!(20箱も!)いただきました。すごい、、❗️

今時マスク送ってくれるなんて本当にありがたいです。だけど、アイディアでは一箱あれば十分なので、あとは全部、介護施設や医療機関に寄付させていただくことにしました。

中国はいち早く工場が再開し、マスクも商品化できたようで「まだ必要なら原価で送ってあげるよ」と、ありがたいお話もいただきました。

くしくも4月26日のタイミングで、中国が税関を厳しくし海外向けマスクの輸出を制限をかけ始めているのでまたマスクの値段が上がるかもしれない。

そんなタイミングの中で一枚60円程度のマスクは本当にありがたく、出来れば購入させて頂き、医療機関や高齢者施設などに、お渡しできればと思っています。

ある知人はマスクを並んで買い、トイレットペーパーに奔走し、お米を買い占めたりして、自粛期間中、本当に大変そうでした。

だから、のんびり構えていたわたしが、いろんな人からマスクをギフトしてもらえることがなぜなの?って愚痴ってました。

うーんなんか、抱え込むから返って回ってこないのでは???

そして、私の気持ちとしてはやはり、大切にしたいおすそ分けの気持ち。

これからも頂いたものはみんなでわけわけしながら、お陰様で!と笑いながら過ごしていきたいです。
そうこんな時期だからこそ、尚更です。

「税金を払わない奴らは、補助金もらうなー」という論調を聞いていると江戸時代にあった「年貢を治められない小作人は人柱になって池に沈められても仕方ない」という昔話を思い出します。

人間ってきっと、江戸時代から何も変わってないのかも?

近代は科学も医学も経済も発展し、私たちはお互いを支え合う福祉国家をようやく実現できたはずなのに、人の心は進化しないままなのかと思うと悲しくなります。

自分だけが!という気持ちが買い占めを生み出し、品不足の恐怖でまた買い占める。

助け合いや共有は、子どもたち向けの綺麗事だと子どもたちに思われしまっていることは、今の大人として本当に残念すぎると感じるこの頃です。

スタッフの中から有志の会が立ち上がり、必要な人たちにマスクを提供するプロジェクトが始まりました。

できることは少ないけれど、やれることをささやかですが一つ一つ行動していきたいと思います。

名付けて【おすそ分けプロジェクト】❗️必要なものを少量でも少しづつ出し合って分かち合いましょう。コロナに大事ななココロまで持っていかれないように、がんばるぞぉ!

↓2月、中国からもたくさんの「マスクありがとうねー」のメッセージをいただきました。都市封鎖で届くのに時間かかったけど子どもたちの笑顔が嬉しい。ここには載せきれないくらいなのですが、一部許可をいただき掲載します。

【奇跡のようなマスクのギフト❗️そしておすそ分けプロジェクト〜分け合って生きのびる〜】今年の2月、武漢でコロナが流行り出した時、みんなに呼びかけて中国にマスクを送りました。そのあと世界中でもコロナが流行り日本でもマスク不足に突入。 アイ…

浮世 満理子さんの投稿 2020年4月26日日曜日