夏ですね!鎌倉の八幡宮の【ぼんぼり祭り】に今年も一龍斎春水先生が御出展されているということで、拝見しに、ご一緒させて頂きました。
この日の鎌倉はガンガンの真夏日。暑かったのと、ホルモン治療の副作用で関節痛がひどく、ゆっくりしか歩けない私の体調を気遣っていただきゆっくりお休みしながらお茶を飲んだり、ランチしながら歩いてくださいました。本当にお優しい命の恩人です(涙)
ぼんぼりに描かれた先生の筆文字はとても美しく今年は【祓】と、今の世の中にぴったりの言葉。
文明が発達して私たちはたくさんのものを手に入れたけど、同時に多くの副作用に悩まさせている気がします。
今必要なのはそういうものを排除して、コロナや心の穢れを祓うことが必要なのかもしれないと感じました。尊敬する先生のお元気な過ごし方や深い文化的思考に刺激を受けます。
八幡宮では数年前に千年のイチョウの木が倒壊したのだとか。それを廃棄処分せず、その神聖なる根っこを展示室のカフェにディスプレイするその精神性も素敵だし、それをご存知で教えてくださる先生もすごい。
私の学ぶべき素晴らしい生き方はそこ、ここにあります。
ちなみにこのイチョウ、八幡宮の入り口で倒壊した根元からすでに新しい葉を出してまた成長しようとしていました。
折られても死なない。死んだと思ってもまた、新しい葉を芽吹く。
体調は行ったり来たりですが、運動しないとますます動けなくなるので、こうして楽しみながら散策させていただけるのはとても貴重な時間になります。
人生の先輩達と過ごした時間は、私にとって夏の1番の宝物になりました。
ありがとうございました😊