〜鬼滅の刃の最終巻〜

今日の読売新聞に思春期の子たちが鬼滅の刃をどう見るか?の考察している私のインタビュー記事が載りました。
若者たちの自己肯定感と鬼滅の刃の関係性について考えること多くありました。

(これはまた別の機会にまとめてお届けしたいです)

同時に今日は鬼滅の刃の最終巻の発売日。一ファンとしても最終巻は改めて深く感動した作品でした!(最後までのアニメ化を強く期待したいっ!)

すこし前までは、密かに鬼滅好きな人同士で「生殺与奪の権をコロナに握らせるな!(だからマスクと手洗い)」とか「全集中、ケダモノの呼吸!パワハラの型!(と、くだらないミスをした部下にザクッと切るまマネ。もちろん信頼関係の上でのjoke)」とかでマニア同士遊んで楽しかったのにさすがにここまで流行すると「あー!流行りに乗ってるー!」と思われかなりイタイ人に見えてしまうので(流行ってなくてもイタイですが笑)恥ずかしくて話題にできないのがちょっと悔しい。

好きな人同士でマニアックな世界に浸るのは楽しいですからねー。

だけど、渋谷で通りすがりの子供が「違うよお、パパ、炭治郎は柱じゃないんだよう」と懸命に大声で説明しているのを聞くと「そうそう!」と思わず頷いてしまう自分もいて、勝手な一体感が(笑)やっぱりいい作品ですよね。

作者のワニ先生は心理学にも長けていて(とわたしは信じてる)きっと健康や命についての洞察も深い方で、本当に素晴らしい作品に出会えたこと本当に嬉しいです。

最近は子どもたちとのカウンセリングの中でも「鬼滅の刃」をテーマに心のありようについて語ることが多くなったのも、本当に嬉しいことです。今まではみんなが共通の話題を探すのに苦労していましたから。

そして何より、この作品は、がん治療の副作用で悩む私の心に【命の愛おしさ】を感じさせてくれた作品でした。今まで生きてきた中で一番身体がしんどいけれど、今が一番幸せを感じるのは不思議なことです。炭治郎の言葉の中にある

〜みんなに繋いでもらった命で、一生懸命生きていきます〜

という作品に流れる深い命への尊厳が私の心の支えになっているのだと思います。

今日人生の先輩から優しいリンゴの贈り物をいただきました。命の恩人の先輩です。食べるものに優しい心遣いをしていただくことで命をつなぐ。

温かい気持ちが細胞に流れ込んできます。私もまた多くの人の言葉や気持ちに支えられているのを感じます。特に最近は仕事というより活動や人生そのものを多くの人たちに支えてもらって前に進んでいます。

その想いを大切に大切にして、、
私も、一生懸命生きていきます、なのです。