お星様にねがう。子供の頃は結構本気で願っていました。大人になれば願いを叶えてくれるのはお星様ではなくて自分自身のメンタルしかない!とわかってくるので、七夕も単なるイベントのような気になっていた。

昨日までうちのマンションの入り口に飾られた七夕様の短冊を読ませていただいた。
「地震がこないように」
「コロナがなくなるように」

子どもたちにこんな願いを書かせるようなほど私たちは、社会に蔓延する不安が子どもたちの心を侵していくのを止められていない。
「仕事ができる世の中に早く戻りますように」これは大人の文字。

たしかに、願わずにはいられない。
人の力を超えた大きなものに押しつぶられないように。
強く強く少しでも希望のある明日を願う。

地震、台風、土砂災害、河の氾濫、流行り病、、はるか昔から人々は理不尽な災難の中で、人間の力ではなんともならないことをお星様に願いを込め他のだと思うようになりました。

もっといい世の中になりますように、みんなが幸せになりますようにと強い気持ちで科学を発達させ、医療を進化させ、自然をコントロールできるような気がしていたのかもしれません。

そんな人類の拡張がもたらした一面も否めない地球温暖化。そこからくる多くの自然災害や疫病。
自分たちが強くなることで、ウイルスも強くしてしまっているような負のスパイラル。

そして、何よりも大切な【人の心】はなすすべもなく周囲にコロナ鬱や自死者のお話を聞かない日がないくらいの壮絶な状態に陥っています。子どもも大人も。

今こそ、大人も子どもも心をしっかりと持てるような、優しく強く生きる力をメッセージしていく必要があると感じています。

↓「猫が飼いたい」と可愛い子供の字。
あー、残念うちのマンションは犬猫のペット不可だもんねぇ。だけど子どもの願いは本来こんなふうに無邪気であって欲しいと思います。