思春期の子を持つ親に聞きたい!自分の子どもが好きな漫画とかアニメって知っていますか?
メントレ塾に通う子どもたち。一人一人性格も違うし、個性も才能も多種多様。

色んな意味で「今の子たち」は私たち大人から見たら理解不能?と思うことが多いと思っていたのですが、実はそんなことは全くなくて、子どもたちの気持ちはよくわかる。ちゃんと相手に興味を示して相手のことを聞いていけば大体のことはわかる。

むしろ、大人が子どもをステレオタイプで見ていて自分の理想や思い込みでコントロールしようとするから、自我が芽生え始めた思春期の子どもたちとぶつかってんのと違う?と思う。

子どもの学校の成績には興味は持っても、子どもが好きな漫画やアニメ、ゲームには全く興味のない親も多いようです。その子の「好きなもの」には今のその子の価値観や想いがぎゅっと詰まっていることが多いのにな、と思う。

本当の意味で子どもたちのリアルに向かい合わないでいると、どんどん本当の子どもの姿と親が思い込んでいる子どもの姿がズレていく。
メントレ塾に来た女の子に「どんな漫画やアニメ、ゲームが好き?」と聞いてみた。「進撃の巨人」なるほどよく聞くな、名作なんだろうな。

次に来た男の子も「進撃の巨人」と答える。そういえば甥っ子たちも好きだった。もうこれは読むしかないな。
今やこの作品を知らないと、会話にならないんだろうな、と思う。

でも、逆を言えば漫画を全巻読破すれば、もっと深く彼らの心の「大切なもの」に触れることができる。
だけど子どもはうまく言語化できないので、誰が好き?は答えられても、なぜ好きなの?とかそこにどんな自分の心象風景があるのか?など深いことは答えられない。でも何かは感じて心は揺れ動いているわけで、だからこそ人気の作品になる。

と、思って頑張って睡眠時間を削ってようやく全巻読み切った進撃の巨人。
付箋を貼って登場人物たちを一覧表にして、ようやく子どもたちとの深い心の対話が始まる。

物語に流れる戦争の恐ろしさや殺戮の凄まじい残酷さは確実に今の不安定な時代の空気を感じている、子どもたちの不安を表現できているのかもしれないと思う。仲間がいること、家族からの自立。<Br.

何が欲しくて何と戦っているのか?
まだ社会と戦う力のない子どもたちは、いつも自分の代わりに戦うヒーローを探しているのかもしれません。どんなヒーローが好き?と聞くことは、その子の中にある大切なロールモデルの姿を、私たち大人がいち早く見つけ、そこに向かって勉強や頑張る機会を提供する事ができると思うのです。

「進撃の巨人全部読んだよー」と話すと少し笑って「この塾って変わってますよね、、でも楽しい」と言ってくれる。

ちょっと変わったメントレ塾では、教科書のお勉強ではなくて熟語のカードゲームやレゴ作りで計画の立て方や集中力のアップを促す。友達の会話の仕方や自分の感情をコントロールする方法も学ぶメントレ塾。勉強は遊びだし、遊びは勉強。人間力をつけていく、厳しい時代を生きぬく力をつけていくのが私たちの目的。

それにはまず、その子の好きなものを知りちゃんと心の深いところで感じていることを理解しようと努める。
単に子どもに話を合わせたり迎合して仲良くなるためではなくて、本当の意味でその子が何を感じているかを知るために、、。
よしよし、ここからスタートだ!

そして次に来た新しい子にまた聞いてみる「漫画とか何が好き?」と尋ねると「東京リベンジャーズ!」と答える。
うわ、、これも名作、だけど、、まだ読んでない、、😅

「魔法少女サイト」「とある科学の超電磁砲」ちょっと待って待って、、
年代を超えて、心の深いところで理解ができる。ありがたいことに子どもたちのおかげでたくさんのエンターテイメントに触れることができそうです😅ちょっと寝不足が続くけど、、。