昨日はアイディア高等学院の全校登校日。

もちろん通信制高校は単位制なので、全校登校日は、来なければならない日ではない。

だけど春に入学した子達が来てくれる。
理由はシンプル、同期入学の仲間たちと会うためです.

そこで新しく入学予定の生徒も参加して、みんなでプラスのストロークカードゲームをやったり、自己紹介を兼ねた《推し紹介》をしてもらいました。

推しは圧倒的にアニメ、ゲーム、そしてゲーム実況のYouTuberたちと、まさに今の子達の憧れを象徴しているわけですが、テレビタレントやスポーツ選手は1人もいないという衝撃!

理解するのにむちゃくちゃ努力が必要ですね!(ゲームしないYouTube見ない大人はどうしたらいいのー!)

だけど、それを知ることで、きっと彼女たちが何に影響を受けて、何を心の支えにしているか?を理解できると思うので、「イマドキの子は理解できないわー」と言い切るのではなく、彼女たちの世界を、私たちも探究してみようと思います。

最後は、在校生たちで世界時計の作成。

チームでいろんなことをするのが得意でなくても、いろんなテーマを形を変えてやってみることで少しずつ、気づきを得てもらえたらいいの思います。

アイディア高等学院では、成功体験に加えて、たくさんの失敗をして欲しいと思っています。学生の時は本来、安全で安心できる環境であるはず。

そんな安全な場所で、いろんなことを失敗して、その失敗を力に変えて欲しい。

試合で負けたことのないアスリートはいません。大切なのは、試合に負けてそれをエネルギーにしてもっと強くなればいい。

たくさんの失敗や落ち込みを、自分の価値を下げるのではなくて、そこから学び、行動を修正して、そして心をリカバリーしていく、そんな力をつけた大人に育って欲しいと願っています。

厳しい校則もなく、部活も授業も体調やメンタルに合わせて遅刻や途中休憩オッケーのゆるふわアイデア高等学院ですが、確実にその中だからこそできる受容的な空気感や、個人に寄り添うことを大切にして、柔軟にだけど、理念からブレずに、1日1日、大切にしていきたいと思っています。

↓誰も仕切らなくても、ちゃんと自分たちで役割分担をして実行できる力。成長中である彼らには常に無限の可能性を感じています。