特別なことでなくても支援はできます。

そしてウクライナ避難民をサバイバーズ・ギルト(生存者罪悪感)をから救うために、彼女たちの心の痛みに理解をお願いします🌼

1️⃣サバイバーズギルドを理解しよう
ようやくいろんなメディアが戦争の心のケアについて取り上げ始めました。

私たち心のケア交流センター渋谷ひまわりもこれから更なる長期化するストレスに対して本格的にいろんなところと連動しながら活動を展開していきます。

だけど戦争の痛みのケアは簡単ではありません.だからこそ一つ、日本の支援者の皆様や日本の皆様に大切なことをここでお伝えしたいと思います。
それはサバイバーズ・ギルト(生存者罪悪感)への理解をお願いしたいということです。彼女たちは、日々笑顔でいても心の痛みを持っています。

頑張る人や誠実な人ほど自分だけが安全なところにいる罪悪感に苦しんでいます。
その中で、私たち日本人がやってしまいがちで、決してやってはいけないことがあります。

それは、避難民の方々を【何かと、誰かと比べない】ということです。
支援する側とされる側も無意識のうちにやってしまいがちな間違いは「不幸を比べてしまうこと」なのです。

つまり誰かよりも誰かが恵まれている、と言葉にしてしまうことです。
たとえば、日本でもウクライナとそれ以外の国の難民と比べるとウクライナ避難民は恵まれている、とか。

同じウクライナ避難民でも、地方の人に比べると関東の人は恵まれている、とか。
最初に来た人は恵まれていて、後から来た人は恵まれていない、とか。

もちろんそれはある側面では、正しいことなのかもしれないけれど、それを言葉にして何かいいことってありますか?と思う。
理不尽な戦争に巻き込まれて日本に来られた民間人に対して、何と比べて幸せだと語れるのでしょうか?

だけど支援を熱心にやっている人ほど、
こういう言葉を言ってしまうことが多いようです。

難民支援をされている方々は、ウクライナの人たちが良い対応を受けているのならばそれを今後はほかの難民の基準にするための活動を始めれば良いと思いますし、ウクライナ避難民で関東の避難民の人たちが恵まれているのであれば、ほかの地方の支援者の人たちはその足りないものをサポートしていけばいい。

それを辛い思いをして来た当事者に向かって言葉にしてしまうことは、彼女たちを追い込み、罪悪感や自己否定を強めてしまうことになりかねません。
「不幸を比べていく」ことは、不満と妬みの連鎖しか生まれません。

「日本人でも不幸な人がいるのに、なんで外国人に支援してるの?」とか。
「ウクライナでもっと酷い状況の人がいるのに、なんで日本にいるウクライナの人だけいい思いをしているの?」とか。
そんなこと言っていたら、最後にはより悲惨な体験をした人しか言葉を発することができなくなります。

そんな傷つける言葉の連鎖は、不幸を増大させるだけ。
ウクライナの人たちとのお付き合いが長くなればなるほど気をつけなけらばない心の現象です。

何かと比べたり誰かと比べる必要はなく、目の前にいるウクライナの人に限らず、日本で今支援を必要かとしている人たちの不幸な出来事が少しでも解消できるように何か行動に移しましょう。

理不尽な戦争で悲惨な想いをしている人たちにもできることをみんなで考えてやりましょう。
一つ一つ、小さな行動の積み重ねでいいのです。

もちろんウクライナにも日本にもいろんな人がいます。
人として嫌だな、とか、失礼だな、あかんなあ、と思う人もいます。
だけど、それはそれ。

そういう人たちにエネルギー吸い取られたら負けですもん(笑)
いろんな人がいるなあと、嫌な人なら距離を置けばいい。

人間関係や人からの評価ばかり気にしていると、支援したいのか友達作りたいのか?目的がごちゃごちゃになっている人たちも時々お見かけします。やる気があるのにそれはとても残念なこと。

いろんな人がいるなぁと、支援するしないはまた全く違う話だと思うのです。

少なくとも、懸命な想いで子どもを守るために日本に来たり、慣れない異国で懸命に日本語を学びながら将来を必死で切り拓こうとしている目の前にいるウクライナの人たちに、私たちが心の痛みを比べたり、ささやかな幸せを否定するようなことがないように気をつけましょう。

支援者は万能ではないし、避難民も聖人君子ではありません。
だけど、私たちが、心から優しくハグを繰り返しても、彼女たちの持つ心の痛みや罪悪感は決して消えないと思います。

2️⃣一人一人ができるサポートは支援というより、一緒に何かをやること、かも?
今、まさに毎日起こっているウクライナの戦争の痛みは常に、日本にいる彼女たちの痛みともつながっています。

避難民だけではありません。在日のウクライナの人でも、ウクライナのルーツを持つ人でも、世界中にいるウクライナの人たちでこの戦争で痛みを感じない人はいないと思うのです。

心の痛みは癒えない。
だからこそ、いつもウクライナの人たちには心から温かい気持ちで笑顔でハグしたいと思うのです。

たとえば、電車で席に座っていて、目の前になんとなくしんどそうな人が立った時、席を譲りますか?譲りますよね。
その時に、この車両にもっと辛そうな人がいるかもしれないから、譲らないですか?

もっと年老いた人がいるから目の前の人に譲らないですか?譲りますよね。
ウクライナの人は遠い人たちではありません。いま、ここに生きる目の前にいる人たちです。

渋谷にあるウクライナ心のケア交流センター渋谷ひまわりに来てください。いつもここにはたくさんのウクライナの方が来られます。私たちと一緒に、ウクライナのためにできることをやりましょう。

実はウクライナ支援は、特別な人がやるものではないと思うのです。
私だって単なるいちカウンセラーにすぎません。

だから、今後は、もっと日本人とウクライナの人たちをいろんな共通項で繋げていきたいと思っています。
食、音楽、絵画、アニメなどの日本カルチャー、そして心のサポートなど、日本にも多くの活動をしている人たちがいます。

これからはそれらの多くの日本の人たちとウクライナの人たちを結びながら、日本で連動的なよりダイナミックなサポート活動を展開していく予定です。

たとえば音楽の世界ではLUNA SEAやXジャパンのギタリストのSUGIZOさんにKAZKAを紹介して、夢のコラボレーションが実現したように、もっともっと化学反応を起こしていけると思うのです。

その2人を軸にしてたとえば音楽をやっている人たちがもっと集まっていろんなことをメッセージしていくのってなんだか、ワクワクしませんか?日本とウクライナのチーム【ウクライナの平和を全力で音楽でサポートするチームウクライナジャパン@ミュージックチーム】の始まりです。

お料理のチームもできそう、絵画やイラストのチームもできそう、写真や映画や動画もチームもできそうです。
子どもたちの支援や教育をサポートするチームも早速スタートしていきます!

心のケアチームはさらに国際的な展開に発展していくに違いありません。
ここには私たちの一人一人の戦争終結への大きな願いが詰まっています。

そして、何かしら特別な人たちが支援者になるのではなくて、誰でもどんな人でもウクライナの支援ができることを日本の多くの皆様にもっと知ってもらいたいと願っています。

いろんなプロジェクトをどんどんと立ち上げ動かしていこうと思います。
あなたの好きな事得意なことがあれば、どんなことができるか私たちと一緒に考えてみてください。

まずは私たちから一つのチームに‼️

(ぜひ心ある日本の皆様、私たちのサポート会員(無料)になってくださいね。詳しくはウクライナ心のケア交流センターのホームページよりお申し込みください!)

※日本の皆様で、ボランティアエントリーいただける方は、下記のフォームよりエントリー下さい。

https://forms.gle/CYyQFjy1nKqTFVby9
https://news.yahoo.co.jp/…/f0b59a436ed257c34ac88ee718b2…