ウクライナ避難民の方が日本での生活が長くなると、大切なのは仕事、そして子どもたちの教育の問題。
特に中学、高校、そして大学へ。

ウクライナからきた子たちは優秀な子も多いので、戦争によってその能力が分断されないように考えたい。
学校はただ、知識を詰め込むところではなく、友達を作ったり、いろんな活動をして、経験値を高めて視野を広くするところ。

先日は、ウクライナの人たちと日本の高校生がコスプレやアニメを通じて一緒に部活動をするという催しが開催されました。
アイディア高等学院では、ウクライナの中学校をこの夏に卒業した子を秋から受け入れるべく、準備も進んでいます。

この通信制の高校は、ウクライナ避難民の人が日本のどこにいても、通うことができるし、日本や世界の大学に進むための学習のプロコーチもいて高いレベルの学びが得られます。今も医学部などをめざす学生たちが熱心に楽しみながら勉強しています。

また、アルバイトをしながら勉強したい子には、渋谷の未成年でも安心できるアルバイト先を渋谷町内会と連携しながら紹介しています。
この夏からは日本語を教えられるウクライナ人教師もお迎えして、さらに準備を進めていきます。

近頃の思春期の子にとって通学の学校は、クラスに馴染みにくかったり人間関係が難しく感じることも多いようです。
だけど今は、子どもたちにとって多くの選択肢がたくさんある。

オンラインと通学の二本だてて、気の合う友達と緩やかなグループで、リラックスしてそれぞれの将来の夢に向かって頑張ってほしい。
戦争や不登校などがあっても、子どもたちは毎日成長できる、そんな力があります。

私たち心理カウンセラーが子どもたちの笑顔が溢れる環境をつくりたい。
子どもたちは環境が変われば、心が変わる。

早速、ウクライナの子たちと日本の子たちが仲良くなっていました。ウクライナの子たちは日本語を学んでるし、日本の子たちは自然に英語の勉強に力が入ります。

国際教育は、特別なことではなく、環境を整えると、こんなふうに自然に始まるのだな、と実感しています.
子どもたちは本当に毎日、変化、成長するのですね。

↓ウクライナ語の通訳は、心あるボランティアの方のサポートで実現しています。ビタリエさんありがとうございました!