ああ、悩ましい!何か良い方法はないものか?お知恵を貸してください。

積極的にコロナウイルスの治療にあたり頑張る看護師や協力する人たち施設の家族たちがいわれのない差別を受けて苦しんでいます。

いくら未知のウイルスで不安とはいえ、ひどい差別だし、残念極まりない。


日本は助け合いの精神があるとか、災害の時は礼儀正しく、、のはずなのに、いざ自分にリスクが降り注ぐとなると、こうも冷静さを失ってしまうのか???


人ごとではない。プロ意識が高いはずのアイディアヒューマンサポートサービスでも、近くでコロナが見つかったので、発熱も咳もないけれど、カウンセリングの現場をお休みしたいという事案も発生。

厚労省のガイドラインを示しても「個人の気持ち」は変えられない。


不安や恐怖を根底に、過剰な反応が続く。マスクは外からの予防の効果はないとどれだけ専門の方々がコメントしてもマスクの買い占めは止まらない。

心理を仕事にしていていつも感じるのは、ネガテイブな言葉のパワーはいつも冷静な言葉よりも力が強い。

どれだけ冷静に諭しても「あなたは知らないだけだ!」「死んでる人もいるのだから」「無防備な人が真っ先に死ぬ」「加害者になるのを防いでいる(から仕事を休む)」と、自分たちは賢くて物事をよく知っている(そして実際にはネガテイブな情報ばかりをネットで拾う)とばかりに、ネットのネガテイブ情報の信者になる。

ああ、メンタル。集団心理、パニックの恐ろしさ。誰も本当の意味では悪くはないのだけど、メンタルの弱さが差別を連鎖させていくものなのか??

もちろんこの時期、休める仕事の人は休めばいいし、在宅でできる仕事は在宅で。

だけど、医療関係者が、船や鉄道や飛行機のクルーたちは在宅では仕事にならない。休めない。この世の中はそういう人たちが守ってるし、支えている。

懸命に頑張っているのを、差別する人もいれば、少しでも支援したいと思う人は絶対にいると信じたい。
私たちも、心理の活動をさせていただいているからこそ、なんとかしたいと悩ましい。