嵐山を下見していると、ミッフィ桜キッチンというお店に遭遇。

時代のトレンドに疎い私はミッフィ飲食店といえば、震災のケアで通っていた釜石のミッフィカフェしか知らなかった。

だけどこれが実にすごかった。

まず入り口には焼き立てのパンが展示。全部かわいいミッフィ姿。

しかもかわいいだるまさんミッフィのオリジナルまである。

もうこの時点で通りかかった女子高生はインスタ映えに「やばい!かわいい」連発。

まあ、嵐山のキャラクターショップね!と、すねた大人の女子である私は(笑)お店の奥に進む。

すると、お箸に名前入れますのサービス。しかもいろんな種類の木のお箸。日本文化をどこよりもしっかりとしかも上質のこだわりで取り入れている。うむむ、やるなぁ。

さらに奥に進むと、南部鉄のピンクの急須に、清水焼の雅なミッフィ茶碗、西陣織の御朱印帳にはちゃんとミッフィが柄として織り込んでいる。

日本全国の日本の上質文化をしっかりとコラボさせている。

すごい。ミッフィ桜キッチン、凄すぎる。

大人女子たちが思わず欲しくなる本物志向の作品の数々。

値段も適正価格で、なんなんでしょう、この企業❗️


釜石にミッフィカフェを出した時からただものではないなぁ、と思っていましたが、やはりただものではなかった。


キャラクターは、キャラクターを超えて、その作品に携わる人たちが育て、そして新しくうまれたものが、また人の心を打つのですね。


そこには、私たちがよく仕事で口にする、「マーケティングが」とか「頑張ってるから評価してくれるでしょ」という甘え?を超えて(もちろんマーケティングもしてるしすごく頑張ってるとは思いますが)楽しませる、自分も楽しんでるというものすごい質の高い遊びの文化を司るプロの仕事を感じられて息を飲む想いでした。


また、そういうところにしか感動は生まれないんだな、とも思いました。

くしくも、、今日好きだった【100日目に死ぬワニ】の最終回。

無名の作者の短編漫画でしたが、ブレない世界観でトレンド世界一位だとか、、。

これもまた、説教くさくもならず、ゆっくりと静かに命の素晴らしさを届けてくれた作品でした。

心理カウンセラーとかはすぐに知識を振りかざして説教くさくなる?ので、敬遠されるんだろうなあーと思いながら、最後まで読みました。

楽しむ、楽しませる。
だけどこびない。ブレない。さりげない。そして優しくて強い。
上質のエンターテイメントは、確実に私たちの心に深く染み込んできます。

今の状況、不景気が世界を襲うことは、間違いありませんが、メンタルや教育の分野は、もっともっと知恵を使って、たくさんの分野とコラボする。

質の高いエンターテイメントとなって感動に触れていく必要があると思います。

こびない、ブレない、さりげない。
もっと優しく強く、、そうありたいです。