11月25日放送の
「いただきハイジャンプ!」
イマジナリーフレンドの
監修をさせて頂きました。
子どもが苦手な牛乳を飲めたのを見て
「あれって本当なの?」
と言う方もいたらしいですが、
あのシリーズって本当に、一発本番で、
リアルにやっているとのことです。
事前にスタッフさんから、
ご連絡をいただき今回も念入りに
お打ち合わせをしました。
まず
「子どもが苦手を克服するために
重要な要素」
というものをきちんと打ち合わせします。
例えば、犬が嫌いな子だったら、
なぜ犬が嫌いなのか?
どんな経験があったかを詳しく聞いて、
そのイメージをプラスのイメージに
すり替えるために
透明人間=イマジナリーフレンドが
いろんな「いい体験」を
させてくれるのですね。
イメージを書き換える
トラウマがあるなら
その恐怖を書き換えてあげればいい。
全ては、イメージが作り出す
恐怖や嫌悪感という感情が
心を支配しているのです。
食べ物が苦手というならば、
一般的には
「食感が嫌」
「匂いが嫌」
「イメージが嫌」
などに分類されます。
つまり、野菜やコンニャクなどは
「食感が嫌」という子が多く、
にんじんや牛乳などは
「匂いが嫌」というパターン。
どこで見分けるかというと、
例えばコーヒー牛乳ならば飲める、
というのであれば牛乳の匂いが
消えていることが考えられるので
この子は、「匂いが苦手なのかな?」
という風に推測します。
イメージというのは、いわゆる、
レバーやナマモノなどの
想像力で食べられなくなるパターン。
レバーは内臓だから苦手とか、
お頭つきの生のお魚は、
「お魚の目が怖い」
などというように、
直接的な嫌なものはなくても、
想像力で怖いもの、嫌なものに、
脳内変換してしまっている状態です。
大人の人でも結構いますよね、そういう人。
「レバー食う奴の気がしれん!」
とか
「こんなもん、人の食べるものじゃない!」
と苦々しく言うときはだいたい、
こういうパターンかな?
こんな感じで、スタッフの方は
私から聞いたそれらの話もとに、
「どうすれば子どもが
苦手なことをクリアできるか?」を
考えていかれるようです。
とても真摯に制作されていますよね
もちろん、事前にその子がアレルギーなどで
食べられないわけじゃないことを確認済みです
だから今回は伊野尾君があえて
「牛乳で作ったお料理」を
食べてもらって、その「苦手な匂いを消す」
ということに成功できたのが、
ひとつのターニングポイントと
なったというわけですね。
もちろん、ぶっつけ本番!
みんなでいろんな方法を考えて
成功されたのだと思います。
子どもが自分で、
苦手なことを克服すると、
人生に自信がつきますよね。
苦手克服→自信
心理学的にも、
イマジナリーフレンドは、
やがて大人になると忘れられ、
大人になったらぼやけた記憶の中の
存在となることが多いですが、
誰かに応援してもらいながら、
苦手な物を克服した記憶というのは
その子にとって
一生を左右する大きな力となるもの。
人を信じる力、
誰かにいつも応援されているという
自己肯定感、安心感、、、
自分はやれば出来るのだ!という
チャレンジ精神。
そんなものをその子の心に
残すことができると思います。
前回の「苦手克服企画」で、
嫌いな食べ物に
挑戦したのも同じ理論ですが
適当な企画も少なからずある。
テレビの企画の中でしっかりと、
監修、検討される今回の企画は、
私にとってもとても印象的なものでした。
スタッフ、キャストのみなさま、
本当にお疲れ様でした。
★おまけ★
「あれ?前のいただきハイジャンプ!の
苦手克服企画みたいに
浮世先生の写真も紹介もありませーん!
先生監修したのですか?」と、
受講生の方からお問い合わせがありました。
もちろんですよ(笑)
最後のエンドロールを
もう一度ご覧ください。
「心理アドバイザー」として
浮世満理子をご紹介してもらっていますよ。
しかも
「アイディアヒューマンサポート
アカデミー学院長」のクレジットつき!
受講生の皆様は、
家族と一緒に見て
安心の学校としてご案内くださいね!(^^)