東京新聞より緊急の取材を受けました。

子どもたちの自殺が過去最悪になってしまったと言う厚生労働省のデータを受けての【子どもたちに今何が起こっているのか?】【コロナ禍の中で子どもたちの心とどう向かい合っていけば良いのか】についてお話をさせていただきました。

子どもたちにどんなケアをするのかも大事ですが、私たちが思っている以上に子どもたちは私たち大人をよく見ています。自分たちがやがて社会の一員となる時に私たち大人のあり方は子どもたちに希望を与えているのでしょうか?

コロナ禍で感染した人への酷い誹謗中傷、病院などのエッセンシャルワーカーの家族や子供への差別、スーパーや薬局で定員につかみかかる大人たち。

クラスターが起こった学校では保護者や近所の人たちからのクレームの電話が鳴り止まない。
大人たちはそれで、自分や子どもを守っているつもり。不安や恐怖を「つながりや助け合い」に変えられない大人たち。
子どもたちは見ています。そんな大人を。

攻撃性を増した社会で子どもたちはいつか自分も何かの標的になるのではないか?とどこかで怯えて生きている。
だから現実から目を逸らしたくて朝から夜までゲームの世界でひとときの安楽を求めてしまう子どもたち。

子どもたちのSOSの声なき声が、LINE相談から聞こえてきます。毎晩、毎晩。

そろそろこんな負の連鎖は断ち切りたいです。なによりも子どもたちのために。

子どもには「かわいそうね」という同情ではなくて「いつかこれが力になるよ。一緒に頑張ろうね」と寄り添ってください。話を聞いてあげて、長い人生には大変な時期もストレス耐性になるのだと、しっかりと目を見て伝えてあげてほしいです。

子どもは長い目で人生を見れません。今日明日が子どもたちにとっては全ての人生。今から辛いとずっと辛いことばかりの人生だと感じてしまう。

だからこそ大人は知っています。

いつかこのコロナ禍も必ず終わりが来ることや、ここから多くのことを学べることを。今こそ身近な子供たちに、一人一人の心のこもった言葉ですそれを伝えてあげてください。

と、、、

言うようなことをお伝えしたかったのですが、新聞の一角のささやかなコメント。きっと全部の思いは載せられないので(でもとても素敵な女性の記者の方でした😊しっかりと話を聞いていただき感謝です)ここで少しお伝えしておきますね。

子どもの心を取り戻せるのは身近にいる大人の言葉、そしてその生き方です❣️

今日も全ての人にとっていい一日になりますように。