ウクライナから避難している17歳になったばかりのアルテンくん。アイディアメントレ個別塾での無料の日本語マンツーマンレッスンが昨日からスタートしましたが、今日はアイディアのバレーボールに参加してくれました❣️

渋谷区スポーツセンターで毎週行われるアイディアヒューマンサポートサービスのソフトバレーボールは男女混合で未経験が楽しく遊ぶ。スタッフやカウンセラーの心身の健康のための福利厚生的な自主活動。

そこにアルテンくん1人で参加してくれました。
やはりウクライナからの避難民の皆様の文化レベルや意識は本当に高い人が多いなと改めて実感します。

考えたら私が17歳で異国で言葉も通じない中、一人で社会人に混じってスポーツするか?と言われたらそんな勇気はない。
にも関わらずアルテンくんは1人で渋谷までやってきて、私たちに混じってバレーボールを楽しんでいる。

そして何よりも感動したのが自分の意見を丁寧にきちんと伝えられること。
わがまま言ったり自己主張するタイプではないですが私が「レシーバーとスパイカーどっちしたい?」(コミュケーションは英語です)と聞くと「ぼくスパイク打てるよ!」とはっきり答える。

実際スパイクむっちゃうまかったですしね😅 手足長いのとバネすごい💦
慎み深いけど、意見もきちんと言える。

これって当たり前に見えて今の日本の子どもは意外とできない。
日本の子どもはだいたい「どっちでもいい」とか「スパイクでなきゃ嫌だ」とかそんな感じ。

そして、終わった後に「アルテンのスパイクすごかったよー」と声をかけると「あなたのトスも素晴らしいよ」と笑顔で答える、、。
なんかすごいんですけど、、、(笑)

どんな教育したらそんな優しくて意見も言える子になるのかなぁ。
学ぶこと多いです。

そして夕方からはアイディアのもう一つの福利厚生で、ウクライナから家族で来ている7歳のイアンくんに、ウクライナ交流センターにて、ボディトレーナーの先生の施術を受けてもらいました。

すごく可愛くて元気いっぱいのイアンくんですが、お母さんは歩き方が気になるらしく、それを整体の先生にチェックしてもらいました。

骨や筋肉に異常はないですが、ちょっと身体の使い方にクセが出てしまっていたらしく、今から修正できるように家でできるストレッチをご指導いただきました。このボディトレーナーの先生は体操の日本代表もケアされている先生なので、何かと安心ですね。今後も定期的にケアをしていくことになりました。

どの企業も福利厚生の枠組みをちょっと広げてウクライナの避難民と方と、一緒に過ごす。
今はまだ右も左もわからない日本の中で、隣人のちょっとした「ご一緒にどうぞ」という気持ちがウクライナからのステキな人たちとの交流につながるのだと思うのです。

最近はウクライナの子どもたちもみんなと顔馴染みになってきてもう避難民という言葉ではなく、一緒に時間を過ごすお隣さん、、という感じです。
オレガさん、ミハイルさん、アルテンくん、イアンくん、そう呼ぶことが何よりも自然なことだし、結果として大切な心のサポートにつながるのだと感じています。

そして日本の大人も子どもそこからたくさんの刺激を受けて心の豊かさを得ていくのだと思います。
私の思う「心のケア」は決して傷ついた弱い誰かを支援してあげる、、のではなく、自然にお隣さんとして一緒に過ごすことなのだと思いました。

そして今週土曜日の東武動物公園の【アニマルセラピー的休日】は、もう参加者100名を軽く突破し、超一大イベントになってきました。スタッフ一同ドキドキしながら全力で準備しています。

ボランティアの皆様もたくさんのエントリーありがとうございます‼️みんなでチーム一丸になって頑張りましょう‼️

https://www.facebook.com/100005727933779/videos/pcb.1912864555581124/1361987474315548