関ジャニ∞ジャニ勉の収録おわりました。今日は3本どりの2本目。
スタジオの熱気が伝わってきます。それにしても関ジャニ∞のメンバーもゲストの方も毎回すごく自然体で明るく楽しくしていただいていた感謝しかありません。皆様しんどそうな顔とか、嫌そうな顔とか見たことない。
これって以外と大変で大切なこと。

今から25年くらい前経営者になりたての頃、朝疲れた顔で会社に入ってきた私を、先輩のスーパーバイザーに叱りつけられた。
「あなたリーダーでしょ、なんでそんな鬱陶しそうな顔で入ってくるの?あかんよ!」と。20代で起業して、世間知らずだった私はいつも叱ってくれる人を意識してお仕事ご一緒していたのでした。

トップアスリートや超天才みたいな芸術分野は別として、通常のビジネスの場合、人の才能やチャンスの数はどの人もそんなに大差ないと思っています。

ただ、私は叱られたことを忘れないし、失敗したことをずっと覚えて次からは絶対修正していこうと思っています。

今ではパワハラが嫌で叱らないという上司も多いから新人は大変ですね。1人1人がきちんと気づきをもっていかないと内面的にもスキル的にも成長できない時代なのだなあと実感します。

しかも最近は、失敗したことをすぐに忘れるのが前向きでポジティブだと勘違いしている人も多いので(メンタルトレーニングのいうところの間違った前向き、というやつです)内面的に成長するのは本当に困難な時代だと思います。

テレビ局というプロフェッショナルな世界では誰かが教えてくれる世界ではないけれど、自分で気がついて修正して前に進んでいく場所ですね。何を求められて何をすべきなのか?ギリギリまで解説文をスタッフの人と相談しながら手直しして、スタジオでは一気に集中して解説していく。一文も間違えないように、でもリラックスして自然体で楽しんでもらえるように。

それでもカメラのタイミングや、スタッフの皆様のもうすこしこうしてほしいというリクエストもあり、スタジオ終わりで少しだけ撮り直し。公開録画に来られていたファンの皆様お疲れのところすみませんでした。

5分くらいで全部終わったのですが、これからまた一人でしっかり反省会。

しっかり振り返り、反省点をノートに書いて、次からの力にする。

「成長なんかしなくていい。目標とか持つから叶わなかった時に不幸になるんです」といった20代の子がいましたが、全然逆。

成長しなくていいと思うから、落ち込んだり、苦しんだりするのです。

明日の自分が10年前と何も変わらないと思った時にはもう、周囲の評価や快楽か否か?ということでしか楽しみが図れないから。

成長することを目標にすれば、年齢を重ねるのが怖くなくなる。

月に数回のこの番組の中で自分はたくさん育ててもらっている。

自分も自分を育てていける。

今日もたくさん学ばせていただきました。

またアスリートたちのメンタルトレーニングに、心理カウンセラー業界の業界団体としての活動にしっかりと活かしていきたいと思っています。