一部のLGBTの人たちに過剰で過激な言動をする人たちがいるだけで、それがLGBTの全てと思われることは本当に良くないこと。一つ課題があるとするならばセクシュアルマイノリティを掲げて活動する人たちが、当事者でない人たちとどれだけ一緒に活動できるか、が重要。

私は当事者ではないですが、ダイバーシティインクルージョンをテーマに企業などで研修をすることがあります。
ダイバーシティインクルージョン、つまり多様性を尊重するということ。

当事者でなくても、私が同性愛の部下やトランスジェンダーの部下を持ち、心理カウンセラーとして20年間LGBTの方の相談活動をしてきた、という経験を企業の管理職の方はお聞きになりたいと言われるし、グーグルが検証した「生産性の上がる組織」の要素は、心理的安全性があること、つまりどんなカミングアウトをしても偏見なく働ける職場は、みんながイキイキ仕事ができるという当たり前のこと。

私のOL時代は女性差別なんて日常だったし、メンタル不調なんて誰にも言えないマイノリティだった。心理的安全性なんか家庭にも、職場にもなかった。
女性差別が、女性以外の人たちの理解で少しづつ改善されていくように、、まだまだありますけどね、、。

セクシュアルマイノリティの理解も、当事者以外の人たちにどれだけ理解されるかが、ポイント。
過激に権利を主張する一部の人たちよりも、いろんな人と協働し多くの人から賛同を得ていく心理的に健全なチームが、本当の意味で権利を手にしていくように感じています。

https://withnews.jp/article/f0180401003qq000000000000000W03j10101qq000017081A