お知り合いの方のご紹介で、ドキュメンタリー番組の取材を受けました。心理カウンセラー、メンタルトレーナーという活動は、客観的に見るとまだまだ理解されていない分野なんですね。

いろんな質問をいただきます。
「産業医さんとの違いは何ですか?」

精神科との違いから話すのですがどうしても企業目線だと産業医との話になりますが、ストレスチェックもあまり認知されていない中で、説明はどうしても莫大なことになり、、。

「自己啓発セミナーとは何が違うのですか?」
え?まだそこ?と思わずにはいられませんが(笑)モチベーションという言葉を使うと=自己啓発という連鎖になるらしい。

ここにコーチングとの違い、メンタルトレーニングとは、、から説明。うむむ。

人は自分が知っている情報を組み立てていろんなことを判断するから、沢山の類似情報から私たちの活動を想像する。そしてもちろんその断片の組み立てではイメージ出来ず「よくわからない」となり、一般の人にとっては「わからない=胡散臭い」となるのでしょう。

まだまだ頑張らんとあかんね!心理カウンセラーの団体としては、、。と、自分たちの社会的立ち位置を良い意味で、客観的に見れた1日でした。

でも、取材してくださった方はとても真摯な方で「とっても興味深い」「ぜひ、追っかけたい(カメラ回すということらしいです)」と言ってくださいましたが、「●●で一発当てて年収●●億!」というような威勢のいい話でもなく、「24時間ボランティアで命を救う」みたいなわかりやすい社会貢献でもない分、
たしかに映像では見えづらいですよねーと思わずにはいられません。

だれか、メンタルトレーニングをテーマにコミックとか書いてくださいませんかね?(笑)アニメ化するなら、もう他の仕事よりも何よりも優先しちゃいますけどね!と、思わず他力本願。

「人の心の成長」に焦点をあてる活動なだけに、目の前の事象だけを映しても見えない時もある。
プロフェッショナル心理カウンセラー、メンタルトレーナー、もっともっと世の中的に、認知される努力が必要です。

頑張らねば!

↓ニューヨークのイーストリバーから見えるマンハッタンの風景と、パトリック聖堂の圧巻のステンドグラス。宗教的建造物はその精神性を絵画や像、建造物という「象徴」として形作り、芸術レベルにまで到達させているのは、やはりすごいことだと思わずにはいられません。