子育て経験のある人ならわかると思うけど、親もまた、どこからも支援を受けられずひとり追い込まれていることもありますよね。

アメリカでは、虐待をしそうになっている親を対象にした無料のホットラインを心理カウンセラーたちが受ける行政サービスがあります。その時のキャッチコピーは「あなたもまた被害者です」と、親に呼びかけるメッセージです。

二度と虐待で悲しい思いをする子が出ないためにも、被害者になっている子どもはもちろん、加害者予備軍の保護者にもしっかり支援をしていく必要があるとわたしは思います。

特に、社会から孤立してしまっている若い保護者ほど、支援を受けるという意識もなく苦しんでいることがあるようです。自分も家を出て若くして出産し、離婚し、友達もおらず、一人で働きながら子育てをするしかない。ついイライラして子どもに手をあげる。それがバレるのが怖くて誰にも相談できない、、。

その孤立がさらなる負の連鎖になっていく。それを地域でサポートしていくことが必要なのだと思うのです。

児童虐待の心のケアに私たち全国心理業連合会認定のプロフェッショナル心理カウンセラーたちがまた、LINE相談で頑張ってくれます。今回は被害に遭っている子どもたちだけではなく、親もLINE相談でサポートしていくという初の試み。

今日は、渋谷のトランスコスモスビルにて、研修会が開催されました。私も全心連の代表としてご挨拶させていただきます。虐待のケアに長けたNPOの方、児童相談ダイヤルを担当されていたチームの方、そしてシステム担当の皆様、LINEの公共政策室さん。

SNSカウンセリング協議会の全チームが一丸になって一つの社会的課題に取り組んでいくのは本当に意義があると思います。11月1日からスタートです。

私もなるべく現場に入りたいと思います!チーム一丸で頑張ります。
皆さま応援よろしくお願いします!