京都から少し足を伸ばして亀岡に来ています。嵐山を過ぎて静かな自然あふれる古都は明智光秀ゆかりの地。こんな静かな小川の流れる温泉郷は、歴史の華やかな激流の折からずっと多くの人たちを癒し続けてきたいのだと思います。

昨夜は亀岡で地元の女性や子どもたちを支援しておられるステキな女性の皆さまと最高のお料理と、最高のお話をしました(写真がご一緒に撮れなかったのがなによりも心残り)

うちお二人の女性が癌からの生還者。そして地元の子どもたちとのお話。社会的に必要だからこそ、行動を起こすというシンプルなモチベーション。多くを語り合わなくても、すぅーっと優しさも力強さも心にしみてきて、なんだか涙が出そうになる。

女性だから地域の課題に敏感なわけではなく、ただ目の前のたくさんの苦しみをなんとかしようと思っていたら、社会活動になっていました、というとてもとてもシンプルなことなのだと。

彼女たちの言葉からは「どうせやっても無理」「それは行政のやることで民間がやることではない」「予算は?」などという言葉は全く出てこない。それが本当に優しくて力強くて気持ちいい。私たちが大切にしているのはやっぱりそこじゃないと本当にそう思う。

「誰がやってもええやん。必要やからやるんやん」「せや、せや」
語り合わなくても、心の深いところが繋がって、心に言葉が沁みてくる。
もっとシンプルに。

もっと研ぎ澄まして。
もっと心の深いところにある
人の気持ちを信じて、
前に進んでいこうと改めて思いました。

深くて豊かな時間に心から感謝です!
↓ちょっともろもろ考え事したくて、館内のライブラリーで静かな時間を過ごしています。午後からまた京都に戻り、夜は大阪関西テレビへ。