今日、ウクライナ心のケア交流センター渋谷ひまわりに来られたウクライナの方は、なんと!イスラエルから!!
ウクライナで生まれて親と共にイスラエルでの生活をしていました。
休みをとって日本に1人で旅行に来ていたら、イスラエルでまさかの戦争勃発!空港閉鎖で飛行機が飛ばず、チケットは11月まで延期。
家族の住む母国に帰れない!!
4人の子供がいて上の娘と息子は軍隊にいる。その息子の消息が現在不明。
彼女の美しい肌は、びっしりとストレスからくる蕁麻疹が出ていて髪もごっそり抜けたという。
ああ、戦争はまたも、ここでも若い人たちの命を危険に晒し、母親に強烈な痛みを刻み込む!悔しくて、悲しくて、思わず彼女をハグ!していました。
渋谷ひまわりセンターとしては、まずは近くの薬局にウクライナ人スタッフのイリーナさんと行っててもらい、蕁麻疹の薬を買ってもらいました。ビタミン剤と、気分が落ち着くハーブサプリも一緒に買ってこちらをギフト。
イスラエルの銀行カードが凍結されていて、お金が下ろせないので今はカプセルホテルに泊まっていて、毎日孤独です。
「毎日、ここにご飯食べに来てください!1人でいるよりもここには多くのウクライナの人が来ますよ!」とお伝えしました。
後で聞いたところによると彼女は私の言葉を社交辞令だと思ったらしい。
「日本人の人は笑顔でいいことをウクライナ言うけれど、本気にしたらダメなんでしょ」とイリーナさんにお伝えになったらしい。まあ、そう言う日本人もいるので仕方ないですが、そこはイリーナさんがフォローしてくれました。
「浮世先生は、そう言う人じゃない。やると言ったら必ずやります」
スタッフからそう言ってもらうのは嬉しいこと。
そして何より明日から彼女と一緒にご飯を食べまるのは何よりも幸せなこと!
戦争は終結どころが、どんどん拡大していって、私たちの不安を掻き立てる。そんな時代だからこそ、私たちがやれることを一つ一つやっていったほうが、きっと自分の心も落ち着ける。
支援をすることで、ちゃんと世の中にエントリーができている。そのほうが心の安定にもつながっているのです。
遠いテレビの向こうのイスラエルの戦争がすぐ近くにある。 「私だけじゃなくてこの日本で多くのイスラエルの人と苦しんでいます」と彼女に教えてもらいました。
私たちは戦争を止めることはできない。だけど、戦争で苦しむ人たちを気持ちでサポートすることはできる。
そのエネルギーは戦争への純粋ない怒りであり、止められない自分への戒めであるのです。こころ折れないで頑張りましょう!
✳︎ご本人の許可を得て写真や状況をSNSアップさせていただいています。