新型肺炎についてのニュースをみていると、ニューヨーク同時多発テロの時のニューヨークを思い出しました。

あの時ニューヨークにいて、あくまでも限定的にですが、テロでもなんでもない一般市民レベルのイスラム含む有色人種への攻撃がおこったりしました。

私たちアジア人も差別を受ける対象にもなりえます。

幼稚園に通うイスラムの女の子まで暴言を吐かれたり。また同じ家族内でも夫が妻や子に対する家庭内暴力が増えたりしました。その理由としては、、。

【人は不安や恐怖にさらされると、自分よりも弱いものを攻撃して自分のパワーを確認する心の作業】をするのだと、現地のカウンセラーがカンファレンスで話していたことを思い出します。

今回の日本での反応も同じ。

恐怖や不安に対処できなくなり何かを攻撃する事でパワーを確認しているのかもしれません。

もともと中国などに差別意識のある人はさらにそれが増長され剥き出しになるのでしょう。


つまり、SNSで過激な事を言っている人は、ほんの一握りのパニックになっている人なのであって、日々変わる情報がある程度落ち着いてくると心理的に落ち着くのだと思います。


そしてこんな時だからこそ、冷静な対応をしたいものです。


だって普通に考えたらですよ、すでに世界的に拡散しているなら、帰国した人だけを隔離しても仕方ないので、インフルエンザの予防同様、栄養、睡眠を心がけて、ストレスを感じずに過ごす努力をしていき、医療関係者の皆様の明確な信頼できる情報だけを信じていつも通りに過ごします。


大変な時ほど、本当にその人の本質がむき出しになるのだと自分にも戒めて、過度な不安や恐怖に囚われないように意識せねば、、ですね。


もちろん、患者となった方の心のケアが必要ならば、全国心理業連合会は有志のプロフェッショナル心理カウンセラーを募って、いつでも全国でお受けするつもりでいます。

浮世も真っ先に行かせていただきます。行政機関や医療関係者の皆様が日々頑張っている中、私たちにも意識を持ってできることがあるはずです。


感染防止についてできることは限られていますが、人が引き起こす被害は1人1人が少し意識を持つだけで変わるはずです。


私たち市民にもできることをやっていきパニックから起こる心の二次災害を防ぎましょう‼️