鬼滅の刃の映画見てきましたー!(少しネタバレです。ご注意!)
映画の大画面が活かされるダイナミックに響く音楽と、戦闘シーンの迫力。

コミック派の私から見たら「なるほど、このシーンはこうなるのか!」と驚きながら楽しく見せたいただきました。
劇場は午前中にもかかわらず、超満員。お客さんは小さなお子さんから、思春期世代、そして私達世代まで幅広い。マニアらしく一人で来ている人も多かったです。

鬼滅の刃が社会現象になっていると言われるのは、この世代の広さが関連していると思います。
小さな子供たちは「●●の呼吸!壱の型!」というあの決め台詞が楽しいですよね。ウルトラマンのスペシウム光線や仮面ライダーのキック!みたいな定番の、心の中で自分が強くなれる

コールです。

思春期世代は、強さとカッコよさに憧れる年代。映画何終わった後高校生くらいの男の子が「(敵の上弦の鬼である)アカザがかっこいい!マジ、かっこいい!」を連呼してました。

アニメでアカザが闘うシーンは初だったらしく、動くアカザに心奪われたようです。思春期の子は悪くて強い物が好きですからね!

健全、健全!今の子たち反抗期とかなくなったと言われますが、意外と「鬼好き」である事で思春期を思春期らしいメンタリティなのかもしれません。

そして、私達世代は物語に流れる、少年の成長物語や、後輩を守り死んでいく柱としてのあり方にぐぐっと涙があふれます。

私は、煉獄さんのシーンでは大丈夫だったのに、最後の伊之助のセリフでうるっときました。結末知っているのに泣かせるってすごいと思うなぁ。

今回の鬼滅の刃、無限列車編、夢のお話です。

心理カウンセラーとして面白かったのは無意識の景色が人それぞれあると言う設定だった事。無意識という言葉は、フロイトやユングが探究していたわけですが、そのあたりまたまとめてエンタメ研究会、マンガカウンセリングの動画でお伝えしていきたいなと思いました。

エンターテインメントを通して、心理カウンセリングを理解して深めていく、そんな魅力に溢れている映画でした。

(素朴な疑問)映画はイベントみたいなものなのでファンの人だけではなく誘われてはじめて鬼滅の刃を見る人もいると思うのです。そういう方々に向けて今までの要点とか、背景説明みたいなのがあればいいなーと思ったのですが、最近のアニメはそういうのは流行りじゃないのでしょうか?どなたか詳しい方教えてくださいな。