コロナ禍において、子どもたちのカウンセリングがたくさん増えてきました。

中学高校のカウンセリングは今までもありましたが、いまでは小学生、大学生のカウンセリングも多く、まるで学生であることがこんなにも生きづらく、自分の生きる意味の結論を出さないといられないような切迫感を彼らから感じています。

学生であることはこんなにもしんどそうなのか?と大人としての責任を感じます。
アフターコロナのニューノーマルの世界では子どもの不登校が当たり前になるところから始まるのかも?思ってしまうくらいです。子どもたちが学校に行く意味、教育の受け方が今、本質から問われているような気がします。

大人としての社会のあり方とともに。
親としてもただ、学校に行きなさい!ではなく、親自身の生き方、あり方を考える時期なのかもしれません。

親御さんに心理学を学んで欲しいと心から思います。そして心理カウンセラーたちとももに今の子どもたちにどんな社会を見せられるのか?を本気で一緒に考えて欲しいのです。

そして心理カウンセラーたちは、心理学の知識を振りかざして悩める親子にアドバイスをするだけでなく、本当に自分たちの対人支援の形やあり方を根底から見つめ直す時期に来ているのかもしれません。

まだ答えは一つにはありませんが、心理カウンセラーの業界団体として早急に行動を起こして行きます。今こそ、広い視野を持ち、社会にコミットする心理カウンセラーが求められていると感じています。

以下、記事より抜粋。

人を導びくには、相手からの信頼や尊敬が不可欠。『ゲームの時間を守らせたいなら、親も帰宅したらスマホをいじらない』『家で勉強させたいなら、まずは親が読書や勉強をする』『早く寝かせたいなら、親も一緒に早く寝る』というように説得力をともなわなければいけません。もちろん、『子どもと親は別』もその通りです。しかし、私たちだって『遅刻するな』と口うるさい社長がいつも遅刻していたら、『社員と社長は別』であることを知っていながらも、その社長を信頼や尊敬することは困難なわけです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7aa4f37dbf2c045d20c4b0b1d3f6a6d263679e14?page=4&fbclid=IwAR1fU6392KaXks64lENGGxwqMv-BydYRWyvLZ4aQtJv8PpT66wX-nL5EGGw