かなりやばいなぁ、と思うこの連休。

政府や自治体の非常事態宣言にも関わらず、東京はあちこちに人が溢れている。やばいなぁと思うのはそのことではなく、もう人の心がコロナ禍において行きつくところまで疲れ切ってしまったということ。

路上飲みもよろしくないし、県外への移動もよろしくない。そんなことはきっとみんなわかっている。だけど東京にいても食事もできないし、ウインドウショッピングもダメ!お酒もダメ!ともなると心がもう保てない。

飲食店の飛沫防止の対策はダメなのか?一人の外出はダメなのか?マスクして黙ってみている落語やイベントはダメなのか?もう少し丁寧にいいこと悪いことを分類できるガイドラインがあってもいい。

一年たっても何も今までの経験値から改善されない状況に経済もなによりも人の心がもう限界だと静かに叫んでいる。
日本人はもともと真面目ではあるけれど、一人で楽しむことが上手じゃない。

忍耐強くて嫌なことを我慢することはできるけど、赤信号みんなで渡れば怖くない、と、誰かが渡り始めると後は怒涛のようにみんなが走り始める。
みんな静かに怒っている。政治に興味がない人ですら今のリーダーたちの回し方には首を傾げてしまうでしょう。

みんなにあった医療期間の気遣いも一年たっても医療体制が整わないことへの不満になりはじめているし、感染防止を徹底している店舗もイベントも全て中止にしてしまったこと。

「緩んでいる」というのはいかにも気合根性が好きな昔の日本人のいいそうなこと。「去年と同じ気持ちで」いや無理です。なぜなら緩んでいるのではなく、みんな怒っているのです。
これはデモをあまりしない日本人の静かな怒りの暴動だと思った方がいい。

赤信号を渡っては命の危険があります!と言われても怒涛のように渡り始めた沢山の人たちは止まらない。
さて、全国心理業連合会という心理というものを生業にしている団体としてこの状況をなんとかしたいと強く願っているのですが、なかなか答えが見つかりません。皆様のお知恵を貸してください。いろんな角度の方々からのメッセージを心からお待ちしています。

私としては、まずは、おうち籠り期間の中家族みんなが笑顔になってもらうために何かできるか考えました。
長い時間だと疲れるし、勉強だけとかよりも体を動かすものの方がいい。元サッカー選手でアイディトレーナーの石川直樹さんと毎朝15分間の心と体を整えるストレッチ&メンタルトレーニング(ズーム生配信)を5月2日から9日まで開催することにしました。まずはできることから一つ一つ。

終わった後には、みんなでいまの状況について語るzoomミーティングとかもしたいですね。これはまだ模索中。
皆様の心やお知恵のお力をぜひお貸しください。

元プロサッカー選手と一緒に 毎朝 心と身体のストレッチ