今月は【引きこもりのSNS相談について】

アイディアヒューマンサポートサービスでは、家庭教師のトライグループと連携して引きこもりの方の訪問カウンセリングを実施。すでに5年以上で400件以上の訪問カウンセリングを実施しています。今日は、その知見とSNSカウンセリングの有効性を考えるケースカンファレンスで、講師はトライ訪問カウンセリングのスーパーバイザーも務める高溝全心連理事です。引きこもりと一括りにはできない状況の中で、本人や家族を否定したり批判するのではなく、どうすれば少しでも課題解決につながる1歩が踏み出せるのか?は、日本の社会の課題でもあると思います。

私からは、昨日の三宅陽一郎先生主催のアニメの会での気づきを共有し、カウンセラーが知識だけでなく、相手の興味を持つエンターテイメントやその文化的な背景を理解することの大切さをお伝えさせていただきました。
学校というコミニティーから離れると、どこにも所属しないことで社会から忘れられそうになると言われる「成人引きこもり」彼らが何を心の拠り所とし、どうやって一歩踏み出せたか?という多くの人の経験値を心理学的な観点から、何とかSNS相談の一つの枠組みにしていきたいともがいています。

家庭内暴力、DV.虐待、引きこもり、、

それぞれベクトルは違っても私たちが取り組むのは、心理を応用した社会の課題解決。そこにSNSカウンセリングがどのように有効であるか?を本気で真摯に考えていきたいと思っています。

🌺次回のケースカンファレンスは
●全国心理業連合会主催で7月26日金曜日19時から虐待のSNS相談について。
●アイディアヒューマンサポートサービス主催で7月27日トークケアのSNSカウンセリング、社会の課題解決について。

手元のスマホの向こうにカウンセラーがいる、そんな身近な相談の可能性をもっと高めていきたいと思っています。