最近は自宅でご飯をつくることがとても多くなってきました。忙しくいと乳がんあとで重い荷物を持ちたくないので、Amazonフレッシュを利用して食材を届けてもらいましたが、欲を出して日用品のタッパーを買って失敗。会社に持っていくお弁当を詰めるつもりが、なんと手のひらサイズ。どうりで安いと思ったよー。仕方がないのでうちの可愛いピピ(セキセイインコ)の餌入れに。

利便性は一度習慣になると、なかなか元には戻れない。
だからネット通販は便利であるがゆえに拡大していく。

先日百貨店の中のカフェで打ち合わせをしたあと、久々の百貨店だから前から欲しかったコートを買おうと探したのですが、どのブランドもサイズも色も種類が少なくてまったく良いのがない!思わず百貨店の中でカフェの椅子に腰掛けてネット検索してコートを買おうとしてしまいました(笑)

ようやくあるお店でぴったりのを見つけたら、袖をすこし詰めるだけで5千円。
お直しに一週間かかり、しかも配送はできないから取りに来て!と言われ、思わずキャンセルしかけました。
うーん、、これでは勝てない。

対面販売はコミュニケーションや人間力を売りする【聴くプロ販売員】で、あってほしいと先日書きましたが、単に売ることだけをゴールにする関わりはすぐに限界が来ていて、もっと利用者の人が喜び、感動するエンターテイメントに近い喜びの提供レベルまで行かないと、百貨店で買い物する人はいなくなるのではないかなあ。見ている分には楽しくていいんですが、買うとなると、、、。

でも、Amazonでは無駄なタッパーを買ってしまう、、(笑)
かつてファッションは、若い女性にとっての最大の喜びでした。オシャレしてデートして、自分の価値を高めて幸せになる。私も若い頃は全力でオシャレしてました。だけどこのメンタリティも変化してきているのかもしれません。

SNSで繋がって、ネットでゲームして、
アニメの男子に恋をして。そこにはファッションで着飾る必要もないですからね。

幸せのココロの形が変化していていますが、誰もが自分の価値を高めたくて、幸せになりたくて物を買うのはいつも同じ。かつて大手の通販企業のマーケティング部の顧客心理研究室のお仕事をさせてもらっていた時ことを思い出しました。また、そのような活動を再開してみようかな。

変化のスピードの速い今だからこそ、見えてくる新しい心理の仕事がそこにあるように思えてならないのです。