23日、木村花さんがお亡くなりになってからの3回忌を迎えました。

この間、私たちのSNSを取り巻く環境は政府各省庁の取り組みもあり少しは前進したようにみえます。
花さんのお母さまの木村響子さんは花さんを偲んで、5月23日に、1日だけのプロレス復帰されたとか、、。頑張るなあー。

というのも、昨年、木村響子さんから直接ご連絡いただきまして「なんとか世の中の誹謗中傷をなくしたい」とNPOの活動をしていると。そして「誹謗中傷で傷ついた人たちに心のケアを受けさせてあげたい」というご相談がありました。

私たちが全国心理業連合会が非営利の誹謗中傷のSNS相談を行なっているのをどこかの情報でキャッチされたとのことでした。

そして始まった毎月23日のSNS誹謗中傷相談の窓口。まだ今は大々的に告知もしていませんが花さんの3回忌が過ぎたら、ゆっくりと前を向いてこれからの社会のあるべき姿を、みんなで考えていきたいと思っています。

SNSの誹謗中傷ストップ❗️を伝え続ける響子さんは、またご自身が誹謗中傷に晒されているということもあり、お会いした時には身体もおつかれでしたし、決して余裕でプロレスに出られたわけじゃないと思うのです。

だけど、花さんのことを忘れないでほしい!命を奪う残酷な誹謗中傷をなんとか一つでもなくしたい、そんな想いで本当の意味で体を張って、がんばられたのだと思います。

愛する人の命の炎が消えることは壮絶に辛いけど、忘れられて何もなかったことにされるのはもっと辛い。だからどんなにしんどくても、ちゃんと花さんのために頑張ったんですね。本当にお疲れ様でした。

ウクライナの支援も誹謗中傷の心のケアも私たちカウンセラーには、できないことだらけだけれど。それでも世の中から「心のケア必要!」と1人でもリクエストがあるのであれば「喜んで!」とすぐに動ける私たちでいたい。そして心のケアとは、いろんなことをまるっと相談してもらってその中で生活支援も寄り添いも、そしてカウンセリングも連動させながらサポートしていく。

相談室の外に出る活動、これが大事!

そして東日本大震災の心のケアも11年続けたように、ウクライナ支援も、花さんの想いを継いだ誹謗中傷も、永く優しく、当たり前のことを当たり前のように続けていきたいと思っています。

🌼全心連では、リメンバーHANAさんと連携して毎月花さんの月命日の23日に誹謗中傷の相談窓口をSNSで受け付けています。
日本人は熱しやすく冷めやすい?

だけど本当にいい社会にするためには、一過性のブームではなく継続していくことが何よりも大切。身体を張って頑張る娘さんを愛するお母さんの姿に元気をもらった今日でした。

↓木村花さんのお母さん響子さんがある立ち上げたNPOリメンバーHANAの YouTubeに出演させていただきました。
大したことはできませんができることを一つ、一つ。

https://pub.jmam.co.jp/smp/news/n45566.html