🌼お正月の居場所づくり🌼

門松は、歳神様が自分の家に入ってきてくれるための目印のため。
鏡持ちは、お正月終わったら食べて神様のうちなるパワーを自分の取り込むもの。

一富士ニ鷹三なすび。初夢で演技のいいもの。
ウクライナの人に日本のお正月の伝統を話しているうちに、日本は本当にいろんな神様があちこちいて私たちの生活を守ってくれているのだなあと思いました。

特に松竹梅のお話の中で、わたしが梅が好きな理由をお話ししました。
梅の花は1番寒い冬に赤と白の縁起の良い花を咲かせます。そしてその木の枝はいつも青い空に向かって伸びていきます。

大変な中、常に負けずに頑張るウクライナの人だとのようですね、と。

ダルマも日本ではあちこちにあって片目を入れることで願いを叶えたいのだと言うことと、そこから派生してて　「七転び八起き」て言って決して負けない気持ち、諦めない気持ちなんですよ、と、伝えながら、今のウクライナの情勢を感じると涙が出そうになりました。

がんばれとか、気持ちをしっかり持ってとか、言葉で言うのは簡単だけど、そんなに単純な事じゃない。
日本に住むウクライナの人たちは大事な一人一人が家族と離れ、慣れない日本で懸命に生きている。

日本での初めてのクリスマス、初めてのお正月、一人でいたら心の痛みもあるでしょう。
だからせめて、家族のように、なんでも話せる場所があれば、ちょっとは痛みも和らぐかもしれません。

最近日本にきた人たちも、今回たくさんご参加くださりとても嬉しかったです。
同じ言葉を話す仲間と出会えることは、少し安心できるのかもしれません。

そして私たちには、日本でのわからない手続きのことやいろんな事を質問してくれました。

心のケアだけじゃなくて、医療のこと、行政のこと、学校のこと、どんなことでもできることは一つ、ひとつサポートします。仕事ではなく、ボランティアな分、規制も領域も超えていろんなことができるのです。

私がみんなにお料理運んだり、甘酒配ったりしていると、いつもきてくれる人たちが「先生、足大丈夫？座ってください！」って逆に心配されてしまいました💦
そうなんです。こういうあったかい人たちなんです。だから私たちがその笑顔にハッピーをいただいているんです。本当にありがとうって、心から思います。

日本にきて、初めての冬。
2月でロシアの侵攻から一年。

来月には美しい梅の花が咲き乱れますよ。
日本の花と神々が皆さんの心を少しでも穏やかに、痛みをやわらげてくれるように‼️そんな、泣きたいくらいの強い気持ち。

心から願い込めて、、、。

⬇️けん玉は大人気！上手な子も多かったぁ。鏡割りの中身はあま酒。普段はお酒出さない、ウクライナ心のケア交流センター渋谷ひまわりですが、お正月なので特別に。日本のお正月楽しんでもらえたかな？