毎日、人生は繋がっているから、自分と世の中が乖離しているなんて思ったことはないけど、アイディア高等学院の生徒たちの話を聞いていると、「いま、世の中はそんなことになっているのね」と驚く。

彼らの「好きなもの」が、日本アイドルでも俳優でもなくて、ゲーム中継のYouTuberや歌い手さんや、アニメ、ゲームもろもろ、、。何一つ名前わからなかった💦(日本のアイドルもわからないが💦)

今日、ちょっと渋谷の道玄坂近くにたまたまご飯食べに入ったら、そこは韓国料理屋さんで、そこがすごい❣️

若い女の子やおしゃれーな男の子たちが集まっていて、正統派韓国料理屋さんなのに、こんな客層なぜ???と高溝さんと???になっていたら、どうやらK-popグループの推し?が集結している模様、、。私は大きなビジョンのど真ん前で、延々とプロモーションビデオを見るわけですが、なんか、、すごいなーと。

日本だときっと音楽の権利とか著作権とか諸々でこんなお店はできないだろうなぁ。

日本のエンターテイメントはコンサートでも撮影禁止だし、チケットはもはや本人確認登録みたいな感じです、ファンクラブに入ってないと「ちょっと良さげだから一般でチケット買って入ろうかな」みたいに気軽な感じにはならないみたいで、なんとなく面倒になってアーティストのコンサートに気軽にいけない。

もちろん、チケット転売とか、海賊動画とかはダメだけど、海外ではコンサートの参加者はビデオ撮れたりするのが普通だから、日本のこの最近の厳しさは、日本アーティストを海外の人に知ってもらうための足枷にならなきゃいいな、と余分な心配をします。

チケットにしても転売禁止にするなら、当日行けなくなった人にはチケットを買い戻しなどの制度を入れないと、おかしいと思う。この辺、消費者庁の見解は?

好きで推しだから、ファンの人は文句は言わないけど、これからファンになる人をもっと考えていかないと、日本のエンタメは少子化とともにどんどん先細っていく気がする。

そうしてこういうK-popフリーみたいなお店がチェーン化して、若い子が押しかけて、私みたいになんとなくご飯食べに来た人にもプロモーション展開して、、、。

(結局「誰?このグループ」「BTS?」(しか知らない💦しかも顔わからん💦)結局違ったー!)

日本のエンターテイメント!全力応援する立場としては、もう少し自由にすることで、せっかく外国人が溢れるため渋谷にもっと日本のエンターテイメントに触れて欲しいと思うのです。

エンターテイメント、ライブ、飲食、動画配信、いろんな業種の境界線が崩れていく。尖った感じでこれからも推しを前面に出していくビジネスは形をかえて、国を超えて展開していくのだと思います。

国境の壁なんて、ゲームや動画を慣れた若者たちには始めからない。

若者文化に媚びるつもりさないけれど、彼らの「推し」には、きっと彼らの今の内面(メンタル)を象徴しているものが埋め込まれている。
だから、彼らの好きなものは注視していこうと思っています。

推しは心の免疫力を上げてくれる。

自治体のSNS相談では今日も「生きづらい」「死にたい」「希望がない」「殺したい」という若者たちの声なき悲鳴が溢れている。

だけど、好きなものがあるだけで、そんな気持ちが和らぐことも知っているから、
「そんな毎日でも何かをしている時は、ちょっと笑顔になったりすることあるやん?そんな推しってある?」と聞いてみます。

アフターコロナ。
推しは心を前に進めてくれる。癒しと勇気。

エンターテイメントセラピーをこれからも見守っていこうと思いました。

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