そろそろ夏休みも終わり、学校に行きたくてもいけない子たちが体調崩すことに関するカウンセリングのご相談が増えてきました。

学校に行けない子には、多くの場合トラウマがあります。集団の教室で無視されたり、悪口言われたり。

ところがその悩みを話す相手がいなかったり、教員が取り合ってくれなかったりすると、その悩みすら「自分が悪いから」と心にしまってしまいます。

また、優しい子だったり、親との距離が近すぎる仲良しな子ほど、心配させたくなくてそれを親には話せないという悪循環。

そんな時は一旦、「行かなければ!」という概念から親子共々解放されて、なんのために学校に行くのか?から考え直すと、次の道が見えてきます。

行かなければ!にこだわるのは、有名中高一貫だからとか、親が社会的に立場のある人だから、みたいな子どもの個性とはあまり関係ないところに起因している事も多いし、何よりもそういうご家庭は「子供の頃から勉強さえしていれば後はなんでもいうことを聞いてあげている」というご家庭も多いので、子どもの自主性やストレス耐性があまりついてない。

子どもに必要な生きて行く力とは何か?を改めて親子で考えて行く必要があります。だから私はまずは親に「どんな子に育てたいですか?」と確認してからその子に必要な成長のメニューを丁寧に作っていきます。<Br.

アイディア高等学院やメンタルトレーニング個別塾でも前の学校では通学が苦手だった子も今では楽しそうに通学してきてくれます。

8月の全校登校日には、友達を会えるのを楽しみにして通ってくれます。
明日の全校登校日では、模擬夏祭り。

みんなで綿菓子やかき氷作ったり、カフテラ焼いたりして、自分たちで食べて楽しむためのもの‼️

集団は苦手でも少人数なら気の合う子はできるし、マウントとったり相手に対する暴言は禁止だから、みんなが安心して過ごしてもらっている気がします。

「高校生っぽい、夏らしいことしたーい」
「友達作りたい!」
生徒たちの希望は、ささやかで優しくて、幼く可愛いけど誠実なものばかり。

であれば、それができる環境を、心理カウンセラー、教職員一同みんなで作りましょう。
人間関係に不器用だったり、ちょっとメンタルに不具合を持っていても、それでも安心して生きていける場所があることを、彼女たちが世の中に示してくれます。

通学式の集団学校の不登校に悩むのは、「行かなければ!」の固定概念。

ブラック企業で休んでは行けない!というのと同じ。まだ学生で未成年の彼女たちに必要なのは、そんなスポ根ではなく、「そんな自分でもちゃんと成長できるんだ。生きて行く力が身につくんだ」という実感なのだと思います。

☘️アイディア高等学院
学校説明会and交流会
8月26日土曜日14時から