2020年5月2日で、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスは20歳を迎えることになりました。

ヨチヨチ歩きの子供を育てて支え、教えてくださった多くの皆さまに心よりお礼申し上げます。

1999年の冬に10年介護していた父を見送り、自分のこれからの人生を考えたときにやはり、やれることは全力でやる人生にしてみたいな、と思いました。


フリーのカウンセラーであったけれど、父の介護が始まった時から、後輩の育成は始めていて、女性たちが、子育てや介護や自分の病気などでも仕事を手放さず(家庭に何かあるとすぐ女が仕事を辞めて対応ということが多い中、女性だってキャリアを分断したくない!)チームでカウンセリング活動をすることによってお互いが支え合いそして、現場に穴をあけることなく責任をもって社会に必要なものを届ける活動を目指しました。

アイディアという名前は一般公募で募り、子どもや外国の人たちも覚えやすい名前ということで決まりました。

i=人間を、dear=親愛なる、愛おしい

の二つをかけた造語で、人間を愛おしむとう願いを込めて、人の力を信じていきたいという思いを込めました。

大阪梅田と渋谷のワンルームマンションからスタートした活動を株式会社にしようと思ったのは、難病を抱えるカウンセラーがいて保険を始め社会保証を受けれる心理カウンセラーチームにしたかったからです。

あれから20年。ワンルームから渋谷にはアイディア本社ビルができ、ココロゴトサロンができ、またオリンピックの再開発でその住み慣れたビルから渋谷ストリームの近くに引っ越してきて、どんどん変わりゆく時代にいつも真正面から取り組んできました。

どんな形態になっても、ドスン!と心の原点さえブレなければ、何も迷わず前に進めると思うのです。

自粛期間の今は、全員在宅学習が徹底され、渋谷のアイディアは教室ではなく講座の発信スタジオになりました。

心理カウンセラーとスタッフの安全を守るために、ほとんどが在宅勤務です。

全国北海道から沖縄まで受講生がいて拠点も広がり続けています。

zoomを使った双方向の講座は、自宅に閉じこもりがちな人たちの交流と心のケアの役割も果たしていて、続々と新しい参加者が増え続けています。

「こんなしんどいときに本当にアイディアの受講生で良かった。一人だったら絶対身体も心も壊してたと思う」

そういっていただくと、本当に私たちの原点はいつも人との関わりや人の力を信じるところからスタートするのだなと思います。

自分が経営者なんていうガラではないと今でも思いますが、移りゆく時代の中で、常に変化をし続け、社会に必要なヒューマンサポートサービスを提供するということは、何も変わらない。

さらにスピードとボリュームを加速させて活動していきたいと願っています。

さあ、今年もこれからも、もっともっと多くのチャレンジをして、もっともっとカウンセリング、メンタルトレーニングを身近にして、寄り添う活動を行なっていきたい!

節目となるこの年、今月、今日から一ヶ月、ほぼ毎日、私がアイディアヒューマンサポートアカデミーの講座を担当します。

ワンルームマンションで3人の受講生から始まったあの頃から、職業カウンセラーとして生きていく最高の人生をぎざませていただいたことに心から感謝を込めて、講義をさせていただきます!

本当にありがとうございました。

そしてこれからもどうぞよろしくお願いします‼️