初めてオリンピックの現地に足踏み入れたのが2004年のアテネ五輪ですからもう17年前。そこから北京、ロンドン、リオデジャネイロ、と東京五輪まで17年間オリンピックのアスリートたちのメンタルに関わらせていただいた中で一番変化を感じるのが実は【選手とSNSとの関係】なんです。
SNSをやるかやらないか?という世代からSNSでの発信は当たり前の時代になりました。その中でプロ野球やJリーグでは選手たちのSNSの使用について細やかな対応がなされているとお聞きしています。
だけどアマチュアの世界最高峰の大会で果たして選手の個人のアカウントに世界中からの書き込みがあるという状況は、スポーツ業界がこれから考える大きな課題がそこにあると思うのです。
選手や関係者が誹謗中傷に晒されるようなことがあってはならないですし、私たちはこれからそれらのことを真剣に考える時期に来ていると思います。