昔、子ども半数が病や栄養失調で成人する前に亡くなっていた。だからこの子たちがどうか無事に育ちますように!と願いを込めてひな祭りは行われていた。

その話を聞いてから毎年3月には、厄除けの桃の花を飾り、娘がいなくても多くの子どもたちが幸せに暮らせますように、と願いを込めて雛人形を飾ってきました。

今、到底良識で考えられない戦争が始まり、コロナ禍でズタズタになった子どもたちのメンタルがまた一気に悪化しています。
ご家庭の子供の様子を見てください。

もちろん泣き喚いているのではなくて、
ゲームばかりに没頭していませんか?前よりもスマホの記事ばかり見ていませんか?親との会話がどんどん減っていませんか?

それって不安の現れだったり逃避だったりすることもあります。ゲームが悪いのではなくゲームでできた仲間たちといろんな会話をしたりするので子どもたちにとっては新しい居場所になっています。だけどそこに身をおきしばしエンタメを楽しむ。それでも根本的な不安は無くなりません。

目の前の逃避的な世界の中で達成感を得たとしてもまた現実にはいろんなことが目の前にやってきます。

将来に希望が持てない。
やりたいことが見つからない。
経済活動に意味を見出せない。 
言葉にならない彼らの悲鳴が聞こえます。

通信制の高等学院という新しい学びの可能性を、今、全力で探求しています。
デジタルはもっと人間が豊かになるためのもの。アナログのコミュケーションをもっともっとよくしていくもの。
デジタル✖️メンタル✖️教育=どんな厳しい時代をも生き抜く力を持った人たち。

毎日いろんな想いでやることはたくさんありますが、応援してくださる人もたくさんいて、今は強い決意をもって、子どもたちのメンタルと教育にコミットしていきます。

桃の花は、厄を払い健やかに生きる子どもたちへの強い強い願いを込めた花だと思います。