金王八幡宮の神楽殿の最後の演目として、ウクライナ心のケア交流センターコーディネートするウクライナのスペシャルショーが開かれました。

ウクライナの歌や楽器の演奏など、ウクライナの文化と日本の文化の最高の融合を感じる時間でした。

改めてこのショーの成功は、Makovska Irynaさんと、Dariia Murakamiさん、そして出演してくださったウクライナのアーティストの皆様のおかげです。心から感謝をお伝えしたいです!

伝統的なバンデユーラで国歌が演奏された時に自然に自発的に歌い始めるウクライナの人たち。力強くも心に刺さるメロディに気持ちが揺らぎます。
そして、その後、アカペラで国歌が始まった時、座っていたウクライナの人たちがごく自然に立ち上がり、みんなが胸に手を当てて、国歌に敬意を表したのが見えました。

そして神楽殿で朗々と歌われる素晴らしいウクライナ国歌の声が夜の渋谷の神社に響き渡りました。

その瞬間、なんとも言えない気持ちが込み上げてきて、思わずステージの隅に立っているにもかかわらず涙がこぼれました。一緒に歌うウクライナの避難民の人たち。どんな気持ちで今、ここでこの歌を歌っているのだろうと思うと、感動で胸がいっぱいになりました。

故郷での戦争。壮絶な悲しみ、怒り。
そして言葉の通じない異国でのなれない暮らし。家族と離れる寂しさ。痛みとそしてそれを癒そうとする仲間との繋がり。みんなで歌う故郷の歌、、音楽はみんなを一つにしてくれるすごい魔法だと思いました。

海外に住んだり長く旅行した事のある人なら、ちょっとした夜の温度や湿度の中に、故郷の夏を思い出す事がある事を経験した事があるのではないでしょうか?

慣れない暮らしに、孤独に潰れそうになり故郷に帰る夢ばかり見ることがあるのではないでしょうか。私もそんな過去が自然に懐古され、全く違う言葉や故郷であるにもかかわらず、ウクライナの人たちと一緒にいる時間が多くなったからでしょうか?心が共鳴した気がしました。

同情ではなく、ただただ、そこで国歌を謳う人たちとともに、悲しみと寂しさと、そして愛おしさが一緒に溢れてきました。心でぎゅーっと皆さんをハグしたい!そんな気持ちが溢れてきました。

こんな素晴らしい時間をくれたウクライナの人たちに心から感謝いたします。

ウクライナの国歌の題名は「ウクライナは滅びず」というものです。つねに国の存亡をかけて生き抜いてきた彼らの誇りと強さを、強く感じる曲ですので、よかったらぜひ一度YouTubeで聞いてみてください。機会があればぜひ生歌も!心が震えますよ!

🇺🇦ウクライナは滅びず
ウクライナの栄光と自由は未だ滅びず
兄弟よ、運命はなおも我らに微笑む
敵は陽にさらされた朝霧のごとく死に絶える
そして、兄弟よ、我らは自ら国を統治しよう
我らはこの魂と肉体を自由のために捧げる
そして、我らがコサックの血を引いてることを示さん

⬇️歌の最後はみんなで踊りながら歌っていました。参加してみんなと一緒にダンスしたかったけど、司会進行役なので自粛、、。次は絶対一緒に踊るぞぉ!

https://www.facebook.com/mariko.ukiyo/videos/629597345232706