衆議院議員会館で開催された【ウクライナ心のケアシンポジウム】に多くの皆様のご来場ありがとうございました。

ウクライナ避難民の方々も50名近くお越しくださり、その意識の高さと想いはきっと、ご来場された茂木幹事長(自民党ウクライナ対策本部長)と外務省の皆様にも伝わったと思います。

心のケアのケースでは充分考慮してお伝えしたつもりですが、ウクライナの人たちの痛みを感じて私も胸が痛かったです。
戦禍にさらされるウクライナの人たちの痛み。

そして、避難民であるが故の痛みや苦しみもある。
フラッシュバックに苦しみ、罪悪感に苦しみ、異国での慣れない生活に苦しむ。

将来が見えない不安を、もっともっと私たち日本人は知ってほしいと強く願って、このシンポジウムを開催しました。

日本にいるウクライナのたちには、つらい状態になっても自分が悪いのでもおかしくなったのでもなくて、それは誰にでも起こる当たり前の感情だから、気軽に私たち【ウクライナ心のケア交流センター渋谷ひまわり】を訪ねてほしいと強く願っています。それを伝えたかったです。

もちろん避難民でなくても、在日ウクライナの人でもカウンセリングオッケーです。
ウクライナの人は全ての人に痛みがあるという当たり前のことを1人でも多くの人に理解をしてほしいと思います。

そして、避難から一年が過ぎて、きっとさらに丁寧なケアが必要な人もいれば、会社を経営したりビジネスを展開していく人たちもいるというお話もありました。
そうです。ウクライナ避難民の方は、とても文化意識も高いので、ビジネスに成功する人も多いでしょう。

春からは私たちは経済団体と連携しながら、私たちも就業支援や、教育相談などもどんどん展開していきたいと思いました。
もちろんケアが必要な人たちにはいつまでも寄り添いたいと思います。

それにしてもやはりまだまだ日本人、知らないことが多すぎる‼️
遠くの国の戦争と、そこから来る【心の痛み】というのは目に見えないだけに、1人でも多くの人に伝え続けていかなければいけないのだと思いました。

真面目にウクライナ避難民の人と一緒にYouTubeでも始めようかな?
というのも、私たちは時間が経つとどんどん無関心になり、支援の力も薄れていく。

だからこそ、もっとみんなが寄り添えるような社会的なスキルや仕組みづくりが必要。
私たちに戦争は止められない。

だけど、安全のために日本に来た人たちのウクライナの人たちのフラッシュバックを少しでも和らげ、就業や教育の不安をなくし、日本で少しでも未来を描くお手伝いはできる。

ウクライナの人たちは、自分たちの子どもたちの代に、他国に支配された国ではなく、主権国家を残すために戦っています。日本にいるウクライナの子どもたちは、ウクライナで頑張る人たちの将来の希望となりうる宝物です。

私たちはウクライナから避難民という名前の将来の希望をお預かりしているのです。
いつか戦争が終わって(終わらない戦争はえりません!)ウクライナの勝利の後には、きっとウクライナ避難民の人たちが私たちに、素晴らしい国際交流をもたらしてくれます。

ビジネスでも教育でも、いろんな形で。
日本の政府も頑張ってます。
ウクライナに栄光あれ❗️

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NHKなど多くのメディアでシンポジウムの様子を取り上げていただきましたのでご紹介させていただきます。ウクライナの痛みを忘れないという観点でご取材くださった皆様に心から感謝いたします。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken…/20230225/1000090105.html