子どもたちにもっと多くの素敵な教育との出会いを‼

川崎市にある田園調布学園大学は、福祉や心理など人に寄り添う人材を育てる大学。綺麗なキャンパスの建物には明るい天窓やバリヤフリーなど、たくさんの人に対する心遣いが感じられます。

番匠教授が主催されるこの企画は、子どもたちが、自分たちで考え、意見の交換をして、社会の仕組みを学ぶ体験型のワークショップ。

子どもたちが、自分たちで町をつくり、そこでいろんな職業体験をします。ネイルショップやアクセサリーショップ、ケーキ屋さんから、市役所、税務署、警察、テレビ局、神社までいろんな多彩な職業体験は、子どもたちにとってまたとない自信をつける場所になります。

そして、子どもたちが自分たちの子ども市長を選び選挙を行います。
2回目の今回は、3名のウクライナからの子どもたちが参加してくれました。

まだ日本に来てまもないダニールくんは、ウクライナで夏に中学を卒業したばかり。
1回目から参加してくれて、きれいな英語でスピーチをしてグループリーダーになっていたけど、今回は市長選挙にも立候補してくれました。

市長選挙は日本の子どもが6名参加。ダニールくんは7人目。突然のことでスピーチの準備もしてなかったので、どうなることか?と思いましたが、なんと!ダニールくん、得票第2位で副市長に選ばれました‼️‼️すごい👍

ダニールくんは、自分から積極的に話しかけて行ったりして友達をつくるコミュケーションをしているし、
何よりもシャイな日本人に混じっても、自然体で堂々とスピーチできる。

だけど偉そうなところはなくて、よく気がきくので、本当にみんなから好かれていました。

これからは、子ども市長と共に、本物の川崎市長と対談したり、ラジオに出たり、羽田で開かれる全国の市長たちが集う世界子供サミットに参加したりして、いろんな出会いの場を広げていきます。

彼はウクライナ避難民の代表として、きっと日本の多くの人たちにウクライナの子どもたちがどれだけ優秀で優しい子であるか?を伝える役割を担ってくれるのだと思います。

彼に続いて、多くのウクライナの避難民の子どもたちがその可能性をどんどん広げて行って欲しい。

今回から参加してくれたマトウィくんにも「来年はあなたが立候補してね!」というとはにかみながら笑っていました。
そう!ウクライナの子たちは、こんなふうにみんな自然体で積極的!

日本の子どもたちは、やはり親との距離が近すぎて親も良かれと思いあれこれ言いすぎてしまい、失敗を恐れたりして積極的になれないことをよく見かけます。勿体ない!ウクライナの子育てはのびのびしててとても良いと思います。子どもはみんなしっかりして自立してる。

だから、ウクライナの子たちと一緒に過ごすことは、日本の子どもたちにとっても素敵なことだと思います。
その証拠にダニールくん大人気だしね!

私もこれからは、さらにさらに、たくさんの日本やアメリカの大学や高等教育機関と連携して、ウクライナ避難民の子どもたちの将来をもっともっと輝かしいものにしていくべく、頑張りたいと思います‼️

頑張れウクライナの子どもたち😊
この日本で、たくさんのことを学んで、世界の未来をよくする力になって欲しい❗️
心から願っています❗️

↓第1回目の様子がテレビで取り上げられました。
https://youtu.be/Pa6tyxyYEP4