新幹線の車窓が、広大な農業地帯から、一気に山あいの風景に変わると、もうそこはスイス。
山並みは日本とも少し似ていて親近感。

小さな屋根のお家が並ぶ風景はまるで、昔よんだ絵本の中の景色です。
スイス、ジュネーブに到着すると雨模様。思ったほど寒くもなく快適です。

到着後、早速、今回ご招待いただきました日本を代表する難民包括の団体であるウェルカムジャパンが主催するジャパンナイトに参加させていただきました。

ウェルカムジャパンは、私たちが担当するメンタルヘルスをはじめ、住居、教育、アカデミックな観点など多くのチームが活動するダイナミックな日本のチーム。
今回は京都大学にも所属され今はフィンランドで学び研究を続けておられる若い方のお話がとても興味深かったです。

日本という国は今、自分たちの有り様を模索している感じがしています。
その模索の大きなひとつが外国人との付き合い方、そして難民の受け入れの課題です。そしてその大きな転換期となるのが実はウクライナ避難民の受け入れなのだと思っています。

日本がウクライナ避難民と、素晴らしい未来を共有することができれば、そこには、日本で壮絶に進む少子高齢化社会を、ウクライナ避難民をはじめとする社会の新しい担い手として、共に社会を構築していくことができるのだと感じています。

ロヒンギャ難民の人権家の女性との会話もとても刺激的でした。
かわいそうだから助けてあげる、のではなくて、心から尊敬できる社会の同じ仲間として。

私はウクライナの人たちからそんな素晴らしい未来を感じることができています。
明日からいよいよ国連の難民フォーラムがスタート。早速明日はメンタルヘルスの分科会があるので、楽しみに参加したいと思います。
外務省のお知り合いの方も何人も来られているので会場でお会いできたらいいなーと思っています。

明日も忙しくなりそうです。
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