せっかく地元の大阪を離れて近くに施設に母がいるので、どれだけ忙しくてもその合間を縫って、なるべく多く会いに行こうと思っています。
週一、私が持っていくお花がとにかく嬉しいみたいで、毎日、楽しみにお水を換えてくれるらしい。

外は風も雨の冷たくて、沖縄にでも脱出したくなる東京の寒空ですが、お花屋さんではすでに春。
チューリップ、スイートピー、早咲の桜まで。悩んだ挙句に、フリージアと桜を買って持っていく。

今年1番の桜の花🌸をお届けできてよかったです。

週末だから、弟も合流して、たわいもない話をして、春になったら浅草へ行こうねと約束して、まずは1月の私の還暦祝いに渋谷に来れるようにチャレンジするらしい。

施設では、お習字の先生をさせてもらっていて、写真を壁に飾ってくださっていて、その職員さんたちのお心遣いがとても嬉しい。
この施設でよかったね、本当に東京に来てよかったね、といくたびに
無邪気になる母を見て思います。

私も母も、数ヶ月後の約束はできない年齢にはなったけれど、その分、今日の一日一日を奇跡のようだと感謝しながら、過ごしている幸せな冬の、なんてことない1日でした。

冬来りなば、春遠からじ。
冬がくれば、春は遠くない。
寒くて辛い時ほどこの言葉を何度も何度も唱えて、心を暖めています。

冬の間にしっかりと土台を固めて、勉強して、春までには何かしら成長して、ひとまわり大きくなった私でいたいものです。