プロサッカーのメンタルトレーニングを担当させていただいている中でいつも感じるのは、PK戦における選手のメンタルのこと。
キックをする方も、止める方も、PKの状況や観客の環境なんて、もう究極を通り越してすさまじいメンタルだと思うのです。

壮絶な苦しい練習や痛みに耐え抜いた選手が、吐きそうになる!と緊張を口にします。私も自分が担当している選手のPKは本当にしんどくて見れないくらい、、。

ましてやワールドカップとなれば、眠れない、食べれないくらいのプレッシャーの中で、観客の歓声で味方の声が聞こえない、歓声の中の孤独みたいな状況で戦い続ける選手たち。

そして最後の最後を決めるPK戦、究極の【静】の中から放たれる、シュート、キーパー、究極の身体的な反応と研ぎ澄まされた精神性、、、。
優勝したアルゼンチンのキーパーの方は、本当に素晴らしかったですね。

あんな壮絶な場面でも、身体をゆらゆら揺らしながら、脱力しつつ、テンション上げるために観客を煽ったりして、、なんか、究極のメンタルをみせていただいた気がしました。

今回のワールドカップ。
日本戦も決勝戦もとても素敵な試合でしたよね。日本も本当に素晴らしい試合をありがとう‼️です。

今回は担当している選手が出ていなかったので、リラックスして観ることができました。
でも、もう次のワールドカップは始まっています。

今、私たちアイディアメンタルトレーニング個別塾で担当している選手たち。
彼らはもう次のワールドカップを目指して、この寒い中、日々、ハードな練習に打ち込んでいます。

そしてこれから究極のPKのメンタル、もっともっと磨いていく、そんな課題も見つかりました。

担当選手がワールドカップに参加すれば、とてもうれしくて光栄なことではあるけれど、また、眠れずに胃が痛くなる日々が来ると思うと、嬉しいのか、しんどいのか、、(笑) 

私たちメンタルトレーナーもまた四年後を目指して、寒い中、メンタルトレーニング頑張っています!
選手の皆さま、本当にワールドカップ、お疲れ様でした❗️