夏休みが終わるこの2週間くらいは全国の自治体のSNSカウンセリングが大忙しです。昨年もでしたが今年はさらに多忙を極めています。スタッフも大変ですが気持ちをつないでチームで頑張っています!

私も昨日はスーパーバイザーとして自治体から受託のお仕事に従事させていただきました。夏休みが終わって学校に行きたくない、という子どもたちのご相談に心が痛みますね。

そういう子は、決してサボったり、夏休みに遊びすぎた子ではないんです。

むしろ、学校でもお友達とうまくやっていくために必死で気を使いながら、いい子、優しい子を演じている。「そんなに頑張らなくていいよ」というと「みんなはもっと頑張ってる、私なんかダメだ」という。

家庭では、親に心配かけたくない、親に気を使って心休まる場所がない、という。
誰が、何が、彼女たちを追い詰め、こんなに行きづらくしてあるのだろう。

私たち大人が作り上げた、この社会は、子どもたちをこんなにも追い詰めている。それに大人は気づいているのでしょうか?

子どもらしさを押し付け、学業、習い事、、、。子どもたちの悩めの多くが人間関係だなんて本当に心が痛む。

家庭でも、本当には、くつろげないなんて悲しすぎる。
だけと、それは全部、真実。

私たちが知らなかった子どもの姿が、SNS相談で浮き彫りになる。
もう、そんなに頑張らなくてもいいんだよ!何度も何度も声をかける。

不器用で繊細で優しくて、そして頑張り屋さん。愛されるために、居場所を作り続けるために頑張っている。

夏休み明け、学校に行けない子どもは、ものすごい頑張り屋さんだと、周りにいる多くの大人たちに気づいて欲しいと強く願う今日でした。